since 2007.03 多摩地区の産科・婦人科医療に貢献する日本医科大学多摩永山病院女性診療科医局のホームページ
「周産期看護マニュアル よくわかるリスクサインと病態生理」 (中井章人著,東京医学社)より (全体の目次はこちら)
妊娠中の虫垂炎は通常の位置より頭側に押し上げられている。穿孔がおこりやすく、広汎性腹膜炎を発症しやすい。とくに、妊娠後期の急性虫垂炎は予後が悪く、母体死亡率は5%に達する。死亡例の大部分は開腹手術の遅れによるものと推察されている。