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当院における抗アミロイドβ凝集体モノクローナル抗体「レケンビ®点滴静注」による治療に対する準備状況について

現在、厚労省で薬価や対象者の条件、施設要件などの検討が進められております。具体的な使用基準は明らかとはなっていませんが、現時点で、当院においてできることを進めております。

<現在当院で行っている具体的な検査内容>
外来検査
・軽度認知障害(MCI)または軽度の認知症であることを確認します。
・神経心理検査、頭部MRI(VSRAD)、脳血流SPECT検査など
入院検査(腰椎穿刺)
・脳にアミロイドβ蛋白が蓄積しているか否かを、脳脊髄液を採取して確認します。この脳脊髄液の検査は一泊入院で行っています。
・脳脊髄液アミロイドβ42/40、リン酸化タウ測定

*注意点*
・髄液アミロイドβ42/40測定は現在、まだ保険診療対象となっておりませんので、自費診療(2万円程度)となります(ただ、当院の臨床研究へ参加して頂くことで、その研究費から、この検査費用を捻出できる場合があります)。なお、上記検査費用以外に別途一般的な入院費用がかかります。

「もの忘れ外来」または「脳神経内科 新患外来」を窓口として対応しております。

また、新たな情報などがございましたらホームページ上でご案内させて頂きます。

ご不明な点は、当院認知症疾患医療センター(直通電話 0476-99-0413)までお問い合わせください。

(2023年10月12日現在)