スポーツ外来

付属病院（文京区千駄木）スポーツ整形外科の治療、手術療法に際しては、膝関節、肩関節、肘関節、手の外科、足の外科の、各部位の専門診療グループが担当し、競技レベルに応じた治療、競技復帰希望時期や限定される治療可能期間を考慮した治療に対応しています。最も頻度の高い膝関節治療においては、常に精度の高い関節鏡視下手術を実践・開発・改良し、特に前十字靭帯損傷に対する再建術では、スポーツ選手・愛好家の方々に、より早期により良い状態で競技復帰していただくことを第一目的として、特色ある再建術式およびリハビリテーションプログラムを展開しています。

当教室のスポーツ医学に関する学外活動については多岐にわたり、日本整形外科学会スポーツ委員会、日本体育協会スポーツドクター部会、日本臨床スポーツ学会、日本整形外科スポーツ医学会の様々なプロジェクトに参画し、スポーツ団体・スポーツ現場としては、主に日本相撲連盟医科学委員会や日本バスケットボール協会医科学研究部会の運営に携わって、各種競技会のメディカルサポート、ドーピングコントロール、各セグメントにおける日本代表チームのメディカルサポート、遠征帯同ドクターを担当しています。