個人情報を含む携帯端末紛失のお詫び
このたび、当院の医師が、患者さんの個人情報が入った携帯端末を、海外出張中に紛失した事態が生じました。このような事態が起こり、患者さん、ご家族の皆様にご心配をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げます。
1.概 要
平成30年7月23日(日本時間では24日)当院医師が、海外出張中に、米国シカゴ市内において駅からホテルまで乗車したタクシー車内に携帯端末を置き忘れたまま、タクシーから降車しました。これに気づいた後、タクシー会社への問い合わせなどを行いましたが、発見に至っておりません。
2.記録情報
携帯端末には、当院神経内科等の患者4,393名の個人情報が記録されており、患者氏名・ID番号・生年月日・外来受診日・入院日・病名などが記録されています。住所、電話番号の情報は含まれておりません。なお、紛失した携帯端末には、パスワードの設定がなされており、パスワードまたは指紋認証がないと起動しない設定になっております。また、個人情報は、データベースソフトで作成されており、アカウントとパスワードがないとデータが閲覧できないようになっています。したがって、個人情報が流出する可能性は極めて低いものと考えています。
3.今後の対応
該当する患者さんへは、本事案のご説明とお詫びの文書を送付させていただきます。
4.再発防止
当院では、個人情報保護法の施行を受けて、個人情報の管理強化を行ってまいりましたが、再度職員に対しまして、携帯端末、コンピュータの管理および診療情報の管理、特に、患者情報の持ち出しに関するルール(持ち出し禁止及び持ち出す際の匿名化の実施)について徹底するよう指示をいたしました。
また、今後、個人情報の適正な取扱いについて、職員に対する一層の注意喚起を行うべく、研修等を強化し、再発防止に努めます。
なお、本件に関するお問い合わせは、下記までお願い申し上げます。
【問い合わせ先】
日本医科大学武蔵小杉病院
電話044-733-5181(代)
医療安全管理部 内線2508
庶務課 内線2416
(月~金曜日:9時~17時)