治療を受けられる皆様へ
心臓カテーテルにより閉塞性肥大型心筋症を健康保険診療で治療する事ができるようになりました。 この治療は経皮的中隔心筋焼灼術PTSMAと呼び、国内では数少ない病院でしか治療は受けられません。当院は国内で最大の治療経験を有し、日本にPTSMAを導入した第一内科高山守正を中心に心臓カテーテル班および関連スタッフにより患者さんに最良の治療が受けられるように努力させていただきます。
肥大型心筋症について
左心室心筋の肥大は多くは高血圧、心臓弁膜症などで心臓への負荷が長く続くと起こってきます。 しかし肥大型心筋症はこのような明らかな心臓への負荷がなくても生じてくる心筋肥大で、最近は心臓の筋肉を構成する蛋白質の生れつきの異常によって起こることが解っています。 肥大型心筋症の4人に1人に左心室内に収縮期に閉塞部ができて狭くなり、圧力差が生じます。 左心室の出口の部分が狭くなる流出路閉塞が主ですが、日本人では左心室の中間が狭まる中流部閉塞も少なくありません。閉塞はありませんが心尖部の筋肉が厚くなる心尖部肥大型心筋症は日本人にしばしばみられるタイプです。