多摩永山病院・救命救急センター


沿革
 開院翌年の昭和53年10月に東京都の三次救急医療施設の認定を受け,救急医療センターが設立され,その後,昭和58年3月に厚生省の認定による救命救急センターとなりました.当初その運営は麻酔科や外科が担当していましたが平成2年10月から本学救急医学教室が担当し現在にいたっています.


活動状況

 当施設は消防庁の救急指令センターから三次救急対応として要請があった症例と,他院から依頼された重症例を主たる対象としています.その他,院内全体の救急医療体制の中で,院内の重症例や急変症例を引き受ける集中治療室としての役割を担うほか,一般救急外来への積極的な支援も行っています.対外的には日本救急医学会認定医指定施設(第94号),日本救急医学会指導医指定施設(第20号),日本集中治療医学会専門医研修施設(第107号),重症熱傷例のための東京都熱傷救急医療参画機関となっています.
 当施設は患者の初療から手術を含めたすべての治療までを行う完結型方式をとっております.このような多岐にわたる医療を実行するには,幅広い知識と複数のサブスペシャリティーを併せ持った専任の救急専門医集団が必要ですが,院内の他科との連携がなければなりません.実際当施設のスタッフは助教授1名,助手9名前後,研修医数名で構成され,救急指導医(4人),同認定医(8人),日本脳神経外科学会専門医(2人),日本外科学会認定医(2人),などの資格を有しています.すなわち救急救命医とは外傷を含めたあらゆる分野の重症例の診療に従事することを専門とする医師です.また,上記医師と50数名の看護スタッフ,1名の検査技師の総合力により,主として多摩地区周辺を対象とした救急医療を24時間体制で行っています.年間約1,200名前後の重症患者の治療を行うとともに,退院患者に対するfollow-up外来も行っております.


医師スタッフ

助教授 二宮 宣文
医局長 加地 正人
病棟医長 直江 康孝
医員 中野渡雄一
小柳 正雄
原  俊輔
久野 将宗
志賀 尚子
稲垣 栄次
山本 修三
多摩永山病院・救命救急センター

多摩永山病院・救命救急センター


業績

 学会活動も多岐にわたっております.日本救急医学会,日本臨床救急医学会,日本外傷学会を中心に,日本集中治療医学会,日本脳神経外科学会,日本腹部救急医学会,日本熱傷学会,日本中毒学会などの国内学会はもちろん,AAST(American association of surgical trauma)など海外の学会へも積極的に参加しております.さらに,多摩地区の救急医療機関の中核として,多摩地区で開催される医療活動や学会活動も行っています.また,研究活動も盛んで,集中治療に関連する原著,総説,症例報告も多数著しています.
 また近隣薬科大学大学院生の研修,救急救命士の育成・研修・指導,一般市民への啓蒙活動にも力を注いでいます.


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