
大学院看護学研究科について
本学は、「愛と研究心を持つ質の高い医師・医学者の育成」を教育理念に掲げ、建学の精神と学是に基づいた教育を展開しています。単に病を治療するだけでなく、患者やそのご家族の心にも寄り添い癒すことのできる「真の医療人」の育成を目指し、専門知識と確かな技術の習得に加え、国際的な視野と豊かな人間性の涵養に力を注いでいます。
本研究科では、看護師としての高い実践力とともに、科学的根拠に基づく判断力、チーム医療でのリーダーシップ、そして看護学の発展を支える研究能力の養成を重視しています。付属病院を有する医科大学という特性を生かし、医学部の教員や医療専門職による充実した教育環境の中で、看護師がチーム医療の一員としての役割を深く理解し、実践できる力を身につけることを目指します。
本研究科が育成する「看護学研究者」は、学術的知見の創出に加え、研究成果を医療・保健・福祉など多様な現場へ適切に還元し、看護の質向上に寄与することを目標としています。また、理論と実践を架橋し、社会的課題に応答する力は、今後の看護学研究者に求められる重要な資質と位置づけています。
このような理念に基づき、「リーダーシップの発揮」や「研究成果の実践的活用」は、高度専門職としての素養だけでなく、研究者として多職種と協働しながら、科学的知見を現場に実装する上で欠かせない能力であると捉えています。
看護学研究科 看護学専攻修士課程
高度化する医療、多様化する看護ニーズに対応するべく研究を遂行し、成果を臨床看護の現場に活かします。
定員 12名
1. 看護学研究コース
看護現象を幅広い見地から探究するために必要な基礎知識やリサーチマインド、情報検索能力、批判的・論理的思考力を養成します。また、リーダーシップ力やコミュニケーション能力を育成するとともに、最新で信頼度の高いエビデンスを実践や研究活動に活用する能力及び実践からエビデンスを導き出すことのできる人材を養成します。
2. 高度実践助産学コース
基本的な助産の知識・技術の習得にとどまらず、周産期ケアの質の向上や地域の母子保健向上に貢献できる能力とリーダーシップを発揮できる能力を有する人材を養成します。さらに、幅広い世代の女性の性と生殖に関わる健康増進を支援するため、生命の尊さを重んじ、多様な価値観に配慮できる人材の育成を目指します。
教員紹介
教員紹介についてはただいまページ準備中です。公開準備が整い次第、順次情報を公開いたします。