新型コロナウイルス感染症への対応について

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新型コロナウイルス感染症への対応について

本学では、新型コロナウイルス感染症の感染拡大及び国内感染状況等をふまえ、文部科学省「新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応について」他、東京都感染対策サイト等からなる感染動向等々に基づき、教育、研究活動、学生の授業活動に支障を及ぼさぬよう感染予防に最大限配慮し新しい教育、研究体制を図っています。

<学業の緊急事態>
COVID-19感染蔓延期も3年目となり、日本社会も出口を探している状況となりました。大学も、講義は全面対面形式となり、実習も正常化に進んでおります。課外活動も、病院実習学生を除き、ほぼ解禁となっております。これらの対応は、医学部学生における社会活動の重要性を意識したものであります。
2年を超えたCOVID-19感染蔓延状態の活動制限期間後の活動再開であり、始まるや力が入るのは当然のことと思います。
しかし、課外活動開始後、入ってくる学生の学業上の情報は、かなりの低下を示すものであります。コロナ感染蔓延にも関わらず、順調に伸びてきていた学業成績に翳りが見られます。

4年生のCBT の結果
●IRT標準スコアの基本統計
1

●下位15名の比較
2

まず、4年生のCBT の結果ですが、前年より平均点が28点低下し、下位者も5人から10人と2倍になり、実際に、例年12人だった留年生が4人生まれました(上表)。CBT は、試験の性格上、毎年の難易度が変化することは想定しにくく、かつ、過去問情報が増えることにより、平均が上がる傾向が想定されている中、純粋な学力の低下と評価せざるを得ません。また、IR の分析では、国試の結果との相関は極めて強いことがわかっています。

今年、4年生の立場で考えれば、ほとんど出来なかった課外活動も、病院実習が始まれば、かなり制限されることから、最後の機会と考えるのは無理からぬことではあります。しかし、一旦学習量が低下すると、それを戻すには、かなりの努力を必要とします。今まで、学生諸君が子供の頃から費やした勉学の日々に想い、一刻も早く振れすぎた振り子を戻して挽回していただきたいと思います。

3

成績上位者層は厚いものの、昨年に比し、成績下位者の数が多く(上図)、4年生同様、COVID-19感染蔓延が少なからず影響したと考えます。今回、卒業判定保留という特別な対応をとることになりました。このチャンスを活かしていただきたいと思います。国試は、相対評価が導入されています。各大学の対抗戦と考えて良い状態です。昨年、国試合格率95%であった先輩たちと比較し、危険域層が大きく増加していることを認識して挽回していただきたいと思います。

そのほかの学年の学生へ

COVID-19感染蔓延状況に対応し、感染への注意は必要であります。しかし、貴重な6年間に、いろいろなことを学ぶために使うエネルギーを減らして過ごすことは非常にもったいないことです。活動の仕方に制限がかかったとしても、使用エネルギーの量を保つ方法はあるはずであり工夫をして欲しいと思います。

どのような形態であれ、人と交流することは重要です。また、優れた先人の思考過程を学修することはどの様な制限があってもできることと思います。

学生諸君、感染に注意しつつも、学業と社会生活の充実を積極的に両立していきましょう。

2022.12.23

学長 弦間昭彦


<緊急事態宣言解除及び東京都による休業要請緩和と日本医科大学の対応>
緊急事態宣言が解除され、東京都による休業要請の緩和が進められております。この状況を踏まえ、日本医科大学においても、図書館、教育棟講義室の使用など、休館要請により制限していた施設の使用を段階的に緩和していくことと致しました。
 また、教育、研究面について、医学部、大学院医学研究科より、随時、カリキュラム、履修方法の変更に関する連絡がなされますので、ご注意、対応いただきたいと思います。教職員におかれましては、感染拡大の予防に努め工夫しつつ、教育活動の運用の変更、研究活動の遂行をお願いいたします。

「第2波、第3波への備え」―日本医科大学教育ロジスティックの強化―
日本医科大学においては、「医科大学版テクノロジー革命」の一環として、学修支援システム、動画配信システム、スタジオや教室講義収録機器導入による全講義収録、OSCE評価者用android端末の導入等、iPad、高性能アンドロイド(シミュレーター)などの整備などを進めてまいりました。今回の緊急事態宣言下の教育については、そのハード、ソフトの整備が有効に機能し、遠隔授業の形で滞りなく進めることができました。教職員、学生の皆様のご協力に感謝いたします。
しかし、今後のさらなる感染症リスクに備えなければならない状況と考えます。「with COVID-19」時代のより良い教育を目指して、以下に示すような、より強靭な教育システムを整備しつつあります。出来る限り、リスクを抑える整備をしてまいりますので、環境の変化を注視し、今後とも対応いただきますようお願いいたします。

Pre-CC OSCE、Post-CC OSCE の実施
・ SP(模擬患者)の代替として、多数のシミュレーターの購入・整備

CC環境の充実
・ 3Dオンライン・シミュレーション「Body Interact」のライセンス契約
・ ICTを駆使した病室外遠隔CC(Clinical Clerkship)システムの構築
・ VRゴーグルを使用したオンライン配信講義
・ MEC web講座(選択CC代替)の利用者拡大

在宅e-learningにおけるface-to-face communicationツールの整備と学生サポート体制の強化
・ webex ライセンスの購入(各分野・各学年での利用を計画)

遠隔授業の環境構築の加速化(双方向性授業の強化)
・ LMS 学修支援システムにおける動画視聴ライセンス数の増強

学生相談体制の強化
・ カウンセラーのテレワーク環境下でのスマートフォン端末の設置
その他(感染とは直接関係しない施設整備)
・ CC学生グループ毎のPHSを整備
・ 教育棟及び大学院棟の講義室・実習室の操作卓の全面リニューアル
・ 実習室4・5のバーチャルスライドシステムの更新
・ 武蔵境キャンパスマルチメディア教室PCの更新
・ 大学・付属四病院共用スペースPCの更新
・ 学生用PC・タブレット等充電器の設置
・ 武蔵境キャンパスにおけるWi-Fi環境の増強
・ 千葉北総病院CCルームのリフォームと管理体制の構築(管理人の常駐等)
・ 法医学棟の建設
・ 解剖学実習室のリニューアル(強力な換気システム)

2020.6.1

学長 弦間昭彦


新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応について [文部科学省 2023.3.17] 
https://www.mext.go.jp/a_menu/coronavirus/

<新型コロナウイルス感染症対策について>                  
新型コロナウイルス感染症対策につきまして、本学教職員並びに学生諸君には授業、クラブ活動等への影響の他、学内行事等を延期や中止にするなど、学内における臨時対応にご協力いただき有難うございます。
新型コロナウイルス陽性患者数は、3月23日(16名)、24日(17名)、25日(41名)と増加し、来週末には、更に増加していることが予想されます。昨日(25日)に、小池東京都知事の緊急記者会見があり、小池都知事は「今、感染爆発の重大局面にある。このままの推移が続けばロックダウン(都市の封鎖)を招いてしまう。」と述べ、今後、爆発的に感染がつながる恐れがあるという強い危機感を表明しました。

また、平日はできるだけ自宅で仕事を行い、夜間の外出は控え、今週末の不要不急の外出を控えるよう呼びかけ、引き続き、「換気の悪い密閉区間」「多くの人の密集する場所」「近距離での密接した会話」の3つの「密」を避けるよう要請されました。さらに、外務省でも新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大を受けて、世界全体を対象に「危険情報」をレベル2に引き上げ、不要不急の渡航自粛要請を発出しました。
本学におきましては、こうした状況を踏まえ、当面、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、次の対策を講じることとしますので、ご協力下さいますようお願いいたします。
 1.できるだけe-learningを活用した双方向の授業を行うこと。
 2.業務に支障のない範囲でテレワークを取り入れた勤務態勢を整えること。
 3.夜間の外出は控えること。
 4.週末の不要不急の外出は控えること。

2020.3.26

学長 弦間昭彦

東京都 新型コロナウイルス感染症 対策サイト
都内の最新感染動向
https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/

日本医科大学新型コロナウイルス感染防止ガイドライン (PDF:1253KB)

<学内報告対応>
新型コロナウイルス感染者の対応について
【疑いのある場合】
<出勤前の場合>:出勤せず、電話、メールで部署長へ報告する。
<勤務中の場合>:マスク着用させ帰宅させる。
症状
 1) 発熱、咳、全身倦怠感等いずれかの症状がある
 2) 検温し体温が37.5℃以上ある(無症状でも)
高齢者、糖尿病、心不全、呼吸器疾患の基礎疾患がある方や透析を受けている方、免疫抑制剤や抗がん剤等で治療中の方は、重症化しやすいため、風邪の症状や37.5℃以上の発熱 等が2日程度続く場合。
妊婦の方も念のため重症化しやすい方と同様。
1日~3日
自宅待機(自宅安静)
(1) 毎日、朝夕2回の症状及び検温結果を部署長へ報告する。
(2) 局所或いは全身症状が強い場合には、症状次第で近隣医療機関に電話等で受診の相談をする。
(3) 基礎疾患がある者は、主治医への相談も検討する。
(4) 自宅待機後に軽快した場合は、症状が消失してから48時間経過後に出勤可能とする。
(症状消失した日を0日として3日目から復帰)
(5) 医療機関を受診した場合は、病状が治癒あるいは出勤可能と判断されてから、出勤可能とする。
(6) 部署長判断により出勤停止にした場合には、特別休暇を適用する(感染症予防休暇)
(7) 部署長は、本人からの報告を受け、様式1に記録し※事務方へ提出する。
(8) 部署長は、当該教職員に対し、症状4日目には必ず「帰国者・接触者相談センター」に電話相談するよう指導す  

   る。
(9) ※事務方は、提出された様式1を産業医に報告する。
※<事象発生に係る連絡系統>参照

4日以上
(1) 「帰国者・接触者相談センター」に電話相談する。
※各都道府県の「帰国者・接触者相談センター」:
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19-kikokusyasessyokusya.html
(2) 「帰国者・接触者相談センター」から受けた指導の内容を部署長へ報告する。
(3) その後の対応は、保健所及び医療機関の指示に従い、経過を部署長へ報告する。
(4) 部署長は本人からの報告受け、様式1に記録し※事務方へ提出する。
※<事象発生に係る連絡系統>参照
【感染が判明した場合】
新型コロナウイルス感染症への感染が判明した場合、感染者は隔離され、居住地の保健所により、勤務先等について聞き取り調査を受けます。 感染者の居住地の保健所は、感染者の勤務先を管轄する保健所に対し、疫学調査を実施するよう依頼します。事業者は、管轄保健所からの疫学調査実施の連絡により、職員の感染を知ることになります。

感染または濃厚接触者として特定された場合の対応について
1 教職員が感染した場合
(1) 対応について
   管轄保健所或いは感染制御部からの指導を受ける。
   (消毒は保健所の指示に従って実施することが望ましいが、緊急を要する場合には、感染者が勤務した区域のう  

   ち、手指が頻回に接触する箇所(ドアノブ、スイッチ類、手すり等)を中心に消毒を行う。)
(2) 学長への報告
   庶務課は、部署長、各事務方、管轄保健所等から情報を基に、必要書類を作成し、学長へ報告する。
(3) 情報の発信(庶務課)
   下記1~4の情報発信は、必ず事前に学長の確認及び承認を得た上で行う。

文部科学省
(私立)高等教育局私学部私学行政課(内2532)E-mail: sigakugy@mext.go.jp
※報告様式あり 
○感染者報告につきましては、別添のExcel様式にご記入の上、御報告をお願いいたします。
   別添様式中の記入例のシートに則ってご記入ください。

【注意点】
○報告の際のメールの件名は、「【大学名】新型コロナウイルス感染者報告」に統一をお願いいたします。
○別添様式につきましては、当アドレス( sigakugy@mext.go.jp )に御提出ください。
○メールで感染者報告をいただく際、以前までお願いしておりましたお電話での御一報につきましては今後は不要とさ 

 せていただきます。
 陽性判明から様式での報告が大きく遅れている場合や集団感染の疑いがある場合などはメールでの報告に加えて、

 お電話でもご連絡いただけると幸甚です。
○複数名の感染者について同時に報告する場合は、本様式のシートを複製の上、1つのファイルにまとめて御提出くだ

 さい。
○記入例に則った記載に御協力をお願いいたします。

文京保健所
03-5803-1824 平日9:00-17時00分 
法人(理事長)への報告
学内(ホームページ掲出含む)※学内にメール及びFAX等で周知する。
基本的な行政情報開示ポリシーは年代・性別・居住地域などの基本情報のみ。公共性から大学側からの情報発信は必要になるが、敏速に対応した上で以下の点を注意する。
 ① 個人のプライバシー尊重(行政の発表内容に合わせる)
 ② 行政が認定・発表した以外の事実は開示しない(大学独自の取り組みなどは開示してよい)。
 ③ 大学公式サイトにステートメント掲載(報道機関にプレスリリースを配布する必要なし)。
(4) 庶務課は、学内で感染者が確認されたことを周知するとともに、感染予防策を改めて周知徹底する。人事部or総務部、(感染が判明した日付)
(5) 部署長は当該教職員及び濃厚接触者(見込者含む)の行動履歴を調査し、事務方へ報告する。
(6) 当該教職員は治癒するまで出勤を禁止する。(特別休暇)
(7) 就業禁止期間は診断された日から医療機関により治癒したと診断される日までとする。
(8) 当該教職員は治癒後、部署長へ電話またはメールで連絡し、 「感染症罹患・治癒証明書」を提出する。
(9) 部署長は 「感染症罹患・治癒証明書」を確認の上、事務方へ提出する。

2 教職員が濃厚接触者と特定された場合
(1) 濃厚接触者と特定された教職員は感染者と最後に濃厚接触した日から起算して2週間を出勤禁止とする。
(2) 対応について管轄保健所の指導を受ける。
(3) 濃厚接触者と確定された教職員に対し、発熱又は呼吸器症状(軽症の場合を含む。)を呈した場合には、保健所に

   連絡してPCR検査(行政検査)を受検するよう促し、速やかにその結果を報告させる。
  ※「濃厚接触者」の定義(国立感染症研究所 感染症疫学センターより):患者(確定例)が発病した日以降に接触し 

   た者のうち、次の範囲に該当する者。(実際には、保健所が対面調査により個別に判断します。)
• 新型コロナウイルス感染症が疑われる者と同居あるいは長時間の接触(車内、航空機内等を含む)があった者
• 適切な感染防護無しに患者(確定例)を診察、看護若しくは介護していた者
• 新型コロナウイルス感染症が疑われる者の気道分泌液もしくは体液等の汚染物質に直接触れた可能性が高い者その他:手で触れること又は対面で会話することが可 能な距離(目安として2m)で、必要な感染予防策なしで、「患者(確定例)」と接触があった者(患者の症状やマスクの使用状況などから患者の感染性を総合的に判断する)。

3 体調不良を感じた(発症または発症が疑われる)場合
 1) 発熱に関係なく、体調不良(咳・発熱・節々の痛み・息苦しさ・全身倦怠感(だるさ)・下痢等)を感じた時は、部署

   長へ報告する。
 2) 出勤せずに体調が改善するまで自宅待機とする。自宅待機中は毎日体温を計測し(朝夕2回以上)、症状とともに

  記録する。症状に応じて医療機関を受診検討する。
 ※特に糖尿病、心不全、呼吸器疾患(COPD等)の基礎疾患がある方や透析を受けている方・免疫抑制剤や抗がん

 剤等を用いている方は重症化リスクが高いため要注意。

4 同居する家族が体調不良を感じた(発症または発症が疑われる)場合
  教職員の家族は直ちに保健所に連絡・受診する。家族が入院隔離となった場合、教職員本人は部署長に報告後、 

 保健所の指示に従い14日間程度自宅待機し、医師の許可を得て出勤する。家族が自宅療養となった場合、教職員

 は家族の治癒後、保健所の指示に従い14日間程度まで自宅待機し、医師の許可を得て出勤する。
◎業務の洗い出し
  教職員に罹患者や濃厚接触者が確認されると一時期に多数の教職員が感染、又は濃厚接触者になる恐れがあ

 る。感染拡大を可能な限り抑制しつつ、教職員間に感染が蔓延した場合でも、限られた教職員の中で不可欠な

 必要最低限のサービスを提供する必要がある。そのため、各部署、研究室で可能な限り業務を継続できるよ

 う、あらかじめ優先順位の高い重要業務を継続するための方策を取る。

◎感染防止について
 ● 密閉:換気の悪い密閉空間
 ● 密集:多くの人が手の届く距離に密集
 ● 密接:近距離での会話や大声での発声
   の3条件が重なる環境を作らないことを前提に、下記の対応策を取る。
① 換気の悪い密閉空間回避への対策
具体例
 ● 換気の徹底(1時間に1回5〜10分程度。各研究室・部署では午前・午後・夕方の最低1日3回換気等)
 ● 可能であれば2つの方向の窓を同時に開ける。
② 多くの人が手の届く距離に密集回避への対策
具体例
 ● 隣の人との距離を確保(机を離す、1席あける、または交互に着席等)
 ● 大きな会議室等に変更する。
 ● 不要な接触機会を減らす。
③ 近距離での会話や大声での発声回避の対策
具体例
 ● マスク(またはマスクの代用品)を着用する。
 ● 会議やイベント開催は必要性を検討の上で判断(時期の見直し、持ち回り決裁、時間短縮、レイアウト見直し、オン

  ライン会議、換気やマスク着用推奨等)

◎その他対策
 ● 手洗い(石鹸で指先、指の間もしっかり洗う)、アルコールによる手指消毒。
 ● 咳エチケット(咳やくしゃみなどの症状がある方は、マスクやティッシュ・ハンカチ・袖を使って 口や鼻をおさえる)
 ● できるだけ人混みを避ける。
 ● 発熱等の風邪の症状がある人は,休養する。
 ● 免疫力を高めるため、十分な睡眠、適度な運動やバランスのとれた食事を心がける。
◎新型コロナウイルスについての相談・受診の目安
発熱等の風邪症状がみられる場合
 ● 登校・出勤を控え、自宅で療養してください。毎日体温測定して、記録してください。
◎帰国者・接触者相談センター」に相談する目安
以下の1~3いずれかに該当する場合は、最寄りの「帰国者・接触者相談センター」に電話相談してください。厚生労働省 保健所管轄区域案内同センターでは、相談内容から同感染症の疑いがあると判断した場合、その方へ適切な診察を行う「帰国者・接触者外来」への受診調整を行っています。
 1. 風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続く場合(解熱剤を飲み続けなければならない 場合も同様)
 2. 強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある場合
 3. 高齢者、糖尿病、心不全、呼吸器疾患の基礎疾患がある方や透析を受けている方、免疫抑制剤や抗がん剤等で

  治療中の方は、重症化しやすいため、風邪の症状や37.5℃以上の発熱 等が2日程度続く場合。妊婦の方も念のた

  め重症化しやすい方と同様。
◎医療機関受診の際の留意点
 ● 帰国者・接触者相談センター」から受診を勧められた医療機関を受診してください。複数の医療機関を受診すること

  は控えてください。
 ● マスクを着用してください。
◎新型コロナウイルスに関する電話相談窓口(東京都福祉保健局)
電話:03-5320-4509
受付時間:9:00-21:00(土・日・祝日を含む)
対応内容:感染の予防に関すること、心配な症状があらわれた時の対応に関することなど新型コロナウイルス感染症に関する相談
※住居地域の保健所でも電話相談可
◎新型コロナウイルスに関する電話相談窓口(厚生労働省)
電話:0120-565653
受付時間:9:00-21:00(土・日・祝日を含む)

<疫学調査の対応準備をする>
部署長は、疫学調査のために保健所の職員が事業所に到着するまでの間に、感染者が在籍していた部署があるフロアー全体の見取り図と、個人名入りの座席表を用意する。

<保健所の積極的疫学調査に協力し、命令・指導を受ける>
保健所職員が、濃厚接触の可能性のある従業員と個別に面談し、濃厚接触者の特定と行動把握を行います。保健所は、濃厚接触者の中で体調に異常が認められる者について、検査を行うとともに、最終接触日から2週間の自宅待機を要請する。
部署長は、濃厚接触者全員のリストを作成し管理します。(リストに必要な項目:①氏名、②生年月日、③年齢、④住所、⑤電話番号)その際、部署長は、各濃厚接触者に対し、調査を行った保健所から居住地の保健所に対し、情報提供が行われる旨を伝達する必要がある。なお、濃厚接触者のうち、体調の異常が認められない者についても、最終接触日から2週間の自宅待機を指示するかどうかは、部署長の判断に任されます。

※「濃厚接触者」とは: 感染者に、必要な感染予防策をせずに手で触れること、または対面で互いに手を伸ばしたら届く距離(目安として2メートル)で一定時間以上接触があった場合に濃厚接触者と考えられる(厚労省Q&Aより)。

<保健所の命令・指導に従い、消毒および濃厚接触者の管理を行う>
保健所は、必要に応じて事業所の消毒(必要な範囲および使用する薬剤と方法)を命令するとともに、必要であれば感染者が触れた可能性の高い消耗品の廃棄等についても要請する場合があります。なお消毒の実施費用については、事業者の自己負担となります。(消毒作業は専門業者が必要な場合も、自力で対処可能な場合もあり、保健所の命令の内容によります)部署長は、保健所の命令を受けた部分(主に感染者本人及び濃厚接触者の行動した範囲)の消毒が完了するまで、可能であれば、非濃厚接触者の出勤も控えさせる。
全ての濃厚接触者(自宅待機者・通常出勤者の双方)について、毎日健康状態(体温、咳、倦怠感の有無等)を自己チェックさせ、毎日その結果をとりまとめて保健所に報告し、異常が認められた場合には、保健所の指示に従う。
濃厚接触者に関する保健所のやりとりは、個人情報を含んでいます。取扱いには十分に注意する。
感染者の発生を対外的に公表するように保健所が指示することはありません。会員や地域社会への対応上の必要に応じて、適宜判断する。

<さらに感染者が発生した場合>
濃厚接触者、または非濃厚接触者の中から、さらに感染者が発生した場合、部署長は、保健所の指示に従い、濃厚接触者リストを更新し、濃厚接触者の管理を継続する。
未消毒の場所に勤務する非濃厚接触者から感染者が発生した場合、部署長は、保健所の命令があれば、事業所の再消毒を行う。

<自宅待機期間が終了した者について>
部署長は、発症することなく自宅待機期間を終えた濃厚接触者を、再度健康状態の確認を行った上で、職場復帰させる。

<全員が職場復帰するまで、濃厚接触者の管理を継続する>
濃厚接触者全員が職場復帰するまで、部署長は濃厚接触者の管理を行う。

COVID-19 教職員発生対応フロー (PDF:867KB)

新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応について <文部科学省>
https://www.mext.go.jp/a_menu/coronavirus/

新型コロナウイルス感染症について <厚生労働省>
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

【学内通知】
令和2年4月3日
令和2年4月7日
令和2年4月24日
令和2年6月1日
令和2年8月3日
令和2年8月12日
令和2年10月1日
令和2年12月21日
令和2年12月24日
令和4年6月10日
令和4年8月5日
令和4年9月21日
令和4年10月12日