不妊症診療

不妊治療

不妊症とは、日本産科婦人科学会用語委員会の定義によると、「生殖年齢の男女が妊娠を希望し、ある一定期間、性生活を行っているにもかかわらず、妊娠の成立をみない状態」を言うとされています。一般的には、「特に避妊をせずに夫婦生活を送っていて、1年以上妊娠しない」場合を不妊症と呼びます。現在の日本では6組に1組のカップルが不妊症であると言われています。
不妊治療も広く知られるようになり、現在の日本には約600の不妊治療の施設があります。日本における生殖補助医療(体外受精や顕微授精などの高度な技術による不妊治療のこと)のデータを集計している日本産科婦人科学会の報告によると、2014年に生殖補助医療により誕生した赤ちゃんは約47,322人で、これは当該年度の総出生児数1,003,539人の4.7%(21人に1人)あたります。人工授精などの一般不妊治療を含めるとその数は更に多く、“不妊症”が決して珍しくはないことがお分かりいただけると思います。

当院は不妊症だけのクリニックではありません

大学病院の中の生殖医療専門外来です

人工授精などの一般不妊治療や体外受精などの生殖補助医療による治療だけでなく、女性診療科外来にて子宮筋腫や卵巣嚢腫の治療を平行することができます。
また、産婦人科領域以外の疾患をお持ちの方でも、他診療科を受診しながら治療を進めることができます。例えば甲状腺機能・血圧・血糖のコントロールを内科で行いながら不妊治療を進めるケースもあります。

外科的な不妊治療を行っています

子宮内膜症や子宮奇形が不妊原因と考えられる場合には、手術療法も行います。器質的異常には悪性疾患が隠れていることもあり、薬物療法や体外受精による不妊治療だけでなく、個々の症例を見極めて手術を行っています(内視鏡外科)。

妊娠したら、妊娠管理・分娩まで

妊娠が成立した場合の妊婦健診や分娩までは、当院産科にて引き続き対応可能です。リスクによってはその分野の専門性が高い施設を紹介する可能性もあります。複数回の流産経験がある方についても、不育症専門施設としての実績を有する当科でしっかりとフォローアップすることができます。

生殖医療専門外来について

不妊症の診療は東館地下2階の専門エリア 『生殖医療外来』で行っています。タイミング指導や人工授精などの一般治療から、体外受精をはじめとした高度生殖補助医療まで、不妊治療の全体を網羅しています。生殖医療専門医を中心に、医師, 胚培養士, 看護師, 医療クラークから成る専門チームで診療にあたっています。スタッフには、内視鏡技術認定医, 周産期専門医, 不妊症看護認定看護師, 生殖医療相談士, 助産師などの特色があり、低侵襲外科手術の実施, 不妊治療に際しての心理的支援,妊娠成立後の周産期管理など、クライエントに寄り添ったきめ細かな医療を提供します。内科合併症をお持ちの方も、大学病院の特性を生かしたスムーズな連携体制により安心して通院頂けます。


※生殖医療外来受診希望の方も、初診は女性診療科の初診を予約してください。
※生殖医療外来は午前中のみの診療となります。

※完全予約制です。当日の受診希望の方も必ずお電話ください。

生殖医療専門外来スタッフ

生殖医療専門外来スタッフ

お問い合わせ

お問い合わせ
日本医科大学付属病院

〒113-8603 東京都文京区千駄木1-1-5
TEL: 03-3822-2131(代表)

夜間・休日救急外来
TEL: 03-5814-6119
(午後4時00分~翌日午前8時00分・土曜:午後2時00分~翌日 午前8時00分)

※休日(日曜・祝祭日、年末年始(12月30日~1月4日))、創立記念日は24時間対応しております。

私設サイト

私設サイト
「産婦人科学教室」

診療科では、独自のより細かな情報提供のために、私設サイトを運営しております。ぜひ、ご覧ください。