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ワキガ(腋臭症)の治療

腋臭症(ワキガ)とは

 腋臭症とは、腋窩(わき)の臭いが強い状態ですが、わきの汗の分泌などに問題があります。そもそも汗の分泌腺は2種類あり、1つはさらさらとしたエクリン腺からの分泌された汗です。お風呂で温まったときをイメージしてください。このエクリン腺は全身に分布し、水分を汗をとして分泌することで体温調節を行っています。
 もう1つはアポクリン腺からの分泌です。これがいわゆるにおいの原因になる汗であり、低級脂肪酸という皮脂を含みこれを皮膚表面の細菌が分解することで臭いが発生すると言われています。「皮脂+細菌」が原因です。このアポクリン腺は耳の中、腋窩、乳輪、陰部などに分布し、思春期に発達するためセクシャルな機能もありますが、その程度は個人差があり、程度が強ければ腋臭症と診断できます。

ワキガの原因

診断

 自覚症状と他覚症状で総合的に判断します。当院では問診のほか、ガーゼ法で判断することがあります。診察の間、わきにガーゼを挟んでいただき、臭いの程度を確認します。また、他人に臭いを指摘されたことがあるかも判断材料としています。

治療を始める前に

 ケア、治療、手術

「皮脂+細菌」が臭いの原因であることを述べましたが、これを考慮した生活指導から行っています。お悩みの方は、まず以下を確認してみてください。

腋臭のすすめ

治療内容

  1. 塩化アルミニウムローションにて汗の量をへらします。
    継続加療が必要になります。

  2. 手術(保険)
    当院では皮弁剪除法を行っております。一度の治療で臭いがほとんど気にならなくなります。後戻り等も少ないです。
    日帰り手術も可能ですが、当院では入院し全身麻酔下で安心・安全な加療を勧めます。詳細は後述の「腋臭症手術について」を参照ください。

  3. その他(自費)
    当院では行っておりませんがマイクロ波や超音波などの治療もあります。
    身体的負担が少ないのがメリットです。若年齢で行った場合は思春期以降に臭いが出る可能性もあります。

腋臭症手術について

局所麻酔もしくは全身麻酔で手術を行います。

  1. 腋窩を1〜2カ所切開し、
  2. 皮膚の裏側にあるアポクリン腺を切除します
  3. 皮膚を縫合し、中に血溜まりを防ぐドレーンという管を差し込みます。
  4. ガーゼでの圧迫を行い終了します。

(全身麻酔の一例)

全身麻酔入院日程

(注意点)

  • キズが腋窩中央に残りますが、瘢痕治療のハイボリュームセンターとして、なるべく瘢痕を小さくする工夫を行います。
  • 最短2泊3日で退院可能となり適宜通院を要します。
  • 合併症として血腫(血溜まり)、感染症、創部壊死の可能性があります。指示に従って通院してください。


腋臭症治療希望の方は、わきが(腋臭症外来)をご参照ください。

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