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健康管理及び臨地実習に関する当校からのお願い

2022/09/27

 当校では、学生自身が、国家資格を得て人々の健康にかかわる職業に就くことを自覚し、その責任を果たせるように自ら学ぶことを期待しています。
 看護学校では、看護に必要な知識・技術・態度を学ぶための臨地実習は、必修カリキュラムです。臨地実習の場は、病院やクリニックのほか、訪問看護ステーションや利用者の自宅、地域包括支援センター、介護老人保健施設、介護老人福祉施設、小学校や保育所、デイケアセンターなど多岐に及びます。これらの場には、病気治療中の患者さんや利用者さん、子どもやお年寄り、育児や介護にとりくむ家族、多忙な職業生活を送る成人、障害をもちながら地域に暮らす人など多様な人々がいらっしゃいます。
 看護学生が、この方たちの健康維持増進への取り組みを援助し、看護師の役割について理解を深めることは、看護師になるための貴重な学習経験となります。したがって、臨地実習では学生自ら健康管理を行い、心身の状態をベストに整え、対象者に直接的に看護を提供する必要があります。自分自身が不健康であれば、良い看護はできません。
 当校では、看護学生の皆さんに、日頃から食事・睡眠・運動・規則正しい生活を心がけることと、感染症予防を指導しています。入学に際しては、小児感染症(麻疹・風疹・水痘・流行性耳下腺炎)について抗体価検査をして頂き、必要に応じてワクチン接種をして頂きます。また、インフルエンザワクチン接種は、毎年秋に学校で実施しています。さらに新型コロナウイルス感染症については、ワクチン接種を推奨しています。感染症予防は自分自身の健康を守るため、また臨地実習の場では、対象者への感染を防止するためにも必要です。特に、世界中の脅威となっている新型コロナウイルス感染防止は重要課題であり、多数の実習施設が、看護学生も医療従事者の一員としてワクチン接種済みであることを、臨地実習参加の必要要件として示しています。
 看護学生となる皆様には、臨地実習で受け持たせていただく患者さんや利用者さんの多くが、高齢者や基礎疾患のある方々であり、感染すれば重症化リスクが高いことを理解して頂きたく思います。看護学生として、自分自身の健康管理と同時に、他者の健康を守る行動をとる必要性を認識し、ご協力下さいますようお願い致します。

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日本医科大学看護専門学校

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