PET検査の仕組み

PET検査は微小な放射線を放出する検査薬を体内に投与し、その体内分布を画像化する検査です。

がん検査にはブドウ糖にフッ素‐18〔18F〕(FDG)という放射性同位元素を付けた検査薬を使用します。
がん細胞が正常細胞に比べて、多くのブドウ糖を細胞内に取り込む性質を利用し、ブドウ糖が多く集まっている場所から、がん細胞の位置や大きさを調べます。

正常細胞がブドウ糖を1つ取り込むのに対して、がん細胞は3~8つ取り込みます

PET検査は自覚症状のない受診者の病変を見つけ、がんと診断することが可能な検査です。

CT画像で、大腸の病変があることが疑われ、PET画像を合わせることにより、その病変が大腸がんであると診断することができました。
PET検査は、一度にほぼ全身をスクリーニングする検査のため、自覚症状のない部分からもがんを発見することが可能です。

自覚症状なくPET検診を受診し、大腸がんが発見された50代男性

CT画像とPET画像を重ね合わせたことで大腸がんを発見しました。

FDGは脳や膀胱にも集積しますが、異常ではありません。

※PET/CT検査ですべてのがんを見つけだせるわけではありません。他の検査との組み合わせによる総合的ながん検診が推奨されています。(日本核医学会 がん検診ガイドラインより)

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