乳腺科


武井寛幸(乳腺科部長)

 当院乳腺科は、2014年4月に診療科として外科から独立して発足しました。当院は2015年4月に厚生労働省より地域がん診療連携拠点病院に指定されました。また、2016年1月には日本乳癌学会認定施設に認定されました。
 乳腺科では現在乳腺専門医が二人在籍し、乳癌や乳房良性疾患など、乳腺疾患全般を扱います。科学的エビデンス(根拠)に基づくガイドラインに沿った標準治療を中心に、患者さんごとに最適な治療の提供を心がけております。最適・最良な治療の提供のため、複数分野に医師、薬剤師、看護師、放射線技師、細胞診断士、ソーシャルワーカーなどの各専門的人員が配置されており、質の高いチーム医療が実践されています。また、乳腺腫瘍内科医を交えて症例カンファランスを行い、診療の質の確保・向上を図っています。 総合病院であることから、各科と連携し、様々な併存疾患をお持ちの患者さんでも出来るかぎり受け入れ、診療にあたる方針としています。診断に関しては、RI(放射性同位元素)・色素併用法センチネルリンパ節生検や乳房部分切除術における断端検索等の術中迅速病理診断を放射線科・病理部と連携して行っています。治療については、概ねガイドラインに沿って、手術療法・薬物療法・放射線療法といった集学的治療を行っています。 乳癌に対する手術は、現在週に3~4件程、年間120~130件を施行しています。腫瘍の範囲が限局している症例には、原則として乳房温存手術を行い、術後放射線照射を行います。腫瘍の範囲が広い症例では乳房切除術が選択され、患者さんが希望する場合には、形成外科と連携して乳房再建手術も選択できます。腫瘍が大きい場合は、術前や薬物療法を行い、腫瘍を縮小させてから手術するケースもあります。外来通院での点滴化学療法・分子標的薬治療は、輸液療法室で行います。専任の認定薬剤師,認定看護師が常駐しており、快適で安全な治療環境を提供しています。 転移・再発症例に対しては、緩和ケア科と連携し、QOL(生活の質)の維持・向上と延命を目標に全人的治療を行っています。遺伝性乳癌に関し、遺伝カウンセリング、遺伝子検査を希望される場合は、遺伝外来にて臨床遺伝専門医が診察にあたります。医師による診察だけではなく、乳癌看護認定看護師によるアドバイスも受けられます。当院のがん相談支援センターでは、診療中に聞けなかった内容についても相談いただける体制をとっています。また、患者会を定期的に開催しており、患者さん同士でお話をする機会を設けています。妊孕性に関連する診療に関しては、必要性に応じて、近隣の施設に紹介させていただいています。 
研究活動として、乳癌診療の発展のため、基礎・臨床 研究の学会報告や論文発表等を行っています。

皆様に安心して受診していただきたいと思っております。


乳腺科 部長

初めて当院を受診される患者さまへ

初めて当院を受診される患者さまへ

初めて当院にご来院の方、および初めて診療科に受診される方は、初診受付にて承ります。その際、診察申し込み書に必要事項をご記入の上、医師からの紹介状(お持ちの方)と保険証を併せてご提示ください。

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初診・再診とも予約制
  • ※詳しくは「外来診療担当表・スタッフ紹介」ページをご覧ください。

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日本医科大学千葉北総病院

〒270-1694 千葉県印西市鎌苅1715
TEL: 0476-99-1111(代表)

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