院内がん登録実績
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最終更新日:2023年10月18日
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(前回更新日:2022年3月2日)
診断年別男女別登録件数(全登録数)(2008年~2021年)
- 2021年診断症例は3,379件であった。前年と比較すると196件増加し、2008年と比較すると1,209件増加している。
- 2020年は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受け減少があったと予想される。
- 今年は2019年とほぼ変わらない数値であるため、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)前の状況が戻ってきているといえる。
全国・東京都別集計登録総数経年比較
(がん診療連携拠点病院等(成人)(2017年~2021年)
- 集計登録数:2021年は全国786,551件、東京都88,454件、当院3,379件であった。2020年集計登録数は、全国742,253件、東京都81,970件、当院3,183件であった。前年より全国は44,298件(6%)増加、東京都は6,484件(8%)増加、当院は196件(6%)増加となった。
- 男女別登録割合:5ヵ年を通して全国、東京都、当院ともに女性より男性の登録数の方が多い。女性の登録数は5ヵ年を通して全国、東京都、当院ともに割合が増加傾向にある。
全国・東京都別集計登録数(がん診療連携拠点病院等(成人)(2021年)
※ 症例区分80を除く
- 登録数が一番多い部位は、全国と当院は大腸となっており、東京都は乳房となっている。
- 上位5位の部位は全国、東京都、当院ともに大腸、肺、乳房、胃、前立腺である。
- 大腸の登録数割合が、全国13.5%と東京都12.9%であるのに比べ、当院は17.8%と多くなっている。
- 甲状腺の登録数の順位は、全国20位と東京都は19位であるのに比べ、当院は6位に位置し、登録数の割合も、4.7%と多くなっている。
東京都施設別集計登録数(がん診療連携拠点病院等(成人)(2021年)
※症例区分80を除く
- 2021年診断症例登録数は、3,347件であった。
- 東京都のがん診療連携拠点病院の中では10番目に多い登録数であった。
診断時年齢階層別集計登録数(2021年)
- 男性、女性ともに70~74歳の登録数が一番多くなっている。
- 60~64歳から徐々に男性の登録数と女性の登録数の差が開き始め、70~74歳では200件近く差が開いている。
- 両者とも年齢が高くなるにつれて徐々に増加傾向にあり、ピークである70~74歳までに男性は400件、女性は200件以上増加している。
部位別性別集計登録数(2021年)
- 登録数の多い大腸、肺、胃は男性が多い。
- 甲状腺の登録数は女性が男性の3倍以上多くなっている。
- 皮膚、脳、膵臓は男性、女性の登録数に差はあまり認めなかった。
症例区分割合年次推移(5か年)(2017年~2021年)
- 自施設診断・自施設初回治療開始の患者さんが増加傾向にある。
- 2018年に比べ、他施設診断・自施設初回治療開始の割合が3.9%減少している
発見経緯割合年次推移(5か年)(2017年~2021年)
- 検診・健診等での発見は、2017年と比べ、1.4%増加している。
- 他疾患経過観察中の発見は、2017年と割合がほぼ変わっていない。
来院経路別割合年次推移(5か年)(2017年~2021年)
- 自主受診は、2020年は3.6%と一番低く、2021年には4.6%と増加しており新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響が考えられる。
- 他施設からの紹介受診は、前年の2020年よりも1.1%増加した。5年間を通して、他施設の紹介受診が全体の半分以上を占める結果となった。
院内がん登録全国集計 全国・東京都別治療前ステージ割合(2021年)
※症例区分80を除く
※登録件数の多い順に標記
- 全国、東京都、当院ともに胃癌と甲状腺癌では、治療前ステージの70%近くが1期となっている。
- また乳癌では、治療前ステージの80%以上が2期となっている。
- 全国や東京都に比べ当院の肝細胞癌や膀胱癌では、治療前ステージ2期以上の割合が多くなっている。
- 大腸癌は全国と当院はほぼ変わらない割合となっている。
<大腸癌>
<乳癌>
<肺癌(非小細胞癌)>
<胃癌>
<前立腺癌>
<甲状腺癌(乳頭・濾胞癌)>
<膀胱癌>
<肝細胞癌>