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日本医大呼吸ケアクリニック

  • 呼吸器ケアクリニックホームページ(https://www.nms.ac.jp/rcc/
    03-5276-2325 / 〒102-0074 東京都千代田区九段南4-7-15 JPR市ヶ谷ビル8階

日本医大呼吸ケアクリニック

当クリニックの開設目的は、第一に積極的に地域において医療の連携を図ること、第二に医療に関する高度の専門情報や技術を日常の診療に役立たせるため広く社会に還元していくこと、第三は、プライマリ・ケアでの医学教育の重要性に対応するものとしてここで得られたノウ・ハウを医学教育に役立たせることです。

運営の基本方針

主な対象とする診療は下記の通りです。

呼吸器の生活習慣病に関する専門医療の展開

重点的な診療対象はCOPD、睡眠時無呼吸症候群、在宅呼吸ケアとします。

  1. COPD
    COPDを中心とし、関連した呼吸器疾患全般について専門性の高い診療を行っています。COPDの新しい薬物療法のあり方、包括的呼吸リハビリテーションなどにも取り組んでいます。
  2. 睡眠時無呼吸症候群
    呼吸器内科では、睡眠時無呼吸症候群の診断、治療、研究に先駆的な役割を果たしてきましたが、今後の社会的なニーズに応え、高度の医療情報を反映させた形の診療、研究を継続します。合併症として糖尿病、高血圧、自律神経機能の異常がありますが、これらについて臨床研究を進めます。
  3. 在宅呼吸ケア
    在宅呼吸ケアの充実を目的として慢性呼吸不全患者のスクリーニング検査、治療方針の決定、重点教育、包括的呼吸リハビリテーションなどレベルの高い専門診療を進めています。

患者サービスを向上させた医療の展開

質の高い患者サービスを行っています。インフォームド・コンセントを重視し、付属病院の規定に準じプライバシーの保護と適切な情報開示を行い、個別的な患者サービスの向上策として、接遇指導、待ち時間の短縮と予約制の実施、医師および専門医療チームによるきめの細かい患者指導を実施しています。

地域医療連携の推進

地域医療の推進を目的として、地域の医療機関との間で「紹介」、「逆紹介」を積極的に実施しています。

新しい情報発信源としての役割

学術的な観点から現状の問題点の解明、将来の解決策について研究を進めていきます。また、新しい医療の情報の発信源となるべく、臨床研究が地域にとどまらず広く社会に還元されるよう、積極的な一般啓蒙活動を行っていき、これを医学教育に積極的に活用していきます。