ホーム > 診療科・部門のご案内 > 看護部 > 看護師による専門外来

看護師による専門外来

看護専門外来では、通常の外来を受診した後、医師の指示に基づき、看護師が患者さんの日常生活・治療・療養について・生活全般のケアや指導・相談、情報提供などを行っています。当院で行っている看護専門外来についてご案内いたします。

  • がん看護外来(緩和ケア科内)

kanwa

身体のつらさのみならず、将来への不安や気分の落ち込み、治療選択の迷い、副作用への対応など、がん患者さんが抱える様々な困りごとに対応します。がんに関して専門的な知識を持つ看護師(がん看護専門看護師、がん性疼痛看護認定看護師、緩和ケア認定看護師、がん化学療法看護認定看護師、乳がん看護認定看護師、がん放射線療法看護認定看護師、精神看護専門看護師)が支援致します。

ストーマ外来

kango_1

当院において、ストーマ(人工肛門、人工膀胱)の造設手術を受けられる方は、年間で60~70名おられます。その方々が、安心して日常生活を送れるよう、皮膚・排泄ケア認定看護師が専門医と共に定期的なサポートをおこないます。
外来では、装具の選択やストーマトラブルへの対処、さらには日常生活の不安や疑問に加え、ストーマに係る最新の情報提供などことすべての相談に応じています。他院で手術を受けられた方も紹介にて診察や相談に応じることができます。
 

ストーマ骨盤体操外来

kango_2

女性の4人に1人は尿漏れがあるといわれています。しかし、羞恥心から一人で悩みを抱え込んでいる方がほとんどです。尿漏れの種類によっては、薬物療法や体操により症状が改善する場合もあります。尿漏れにより日常生活が制限されている方、臭いで悩んでいる方などさまざまな悩みを抱えている方のご相談をお受けしています。
  

不妊症相談室

kango_3

性と生殖(子どもを授かること)について、患者さんと家族が自分達らしく治療の自己決定ができるように、情報提供をしながら一緒に考えていきます。また医師・胚培養士・看護師・助産師などの多職種と患者さんをつなぐ役割もしています。
 不妊症看護と不育症看護の質の向上のために、看護相談を行います。

例えば
・体外受精をした方がいいのか。体外受精とはどういうものか。
・治療が上手くいかないため、落ち込んでいる。誰かと話がしたい。
・夫があまり治療に積極的ではないため説明をして欲しい。

など、治療に関してだけでなく、生活全般にわたるアドバイスを行なっています。

外来糖尿病看護相談

toukyou

糖尿病という病気は患者さん自身によるセルフケアが大切ですが、生涯に渡り病状と向き合うことは容易なことではありません。「外来糖尿病看護相談」では、糖尿病とともに暮らしていく中で生じる不安や困りごとへの相談や、療養に取り組む際の具体的で達成可能なアドバイスなどを行っております。患者さんとともに生活の工夫を考え、効果が得られた際の患者さんの喜びは、私たちにとっても大きな喜びでもあります。

例えば
・糖尿病といわれて、何に気を付けたらいいですか?
・甘いものはやっぱり食べちゃダメなの?
・運動したほうがいいのはわかっているけど・・・
・薬を飲み忘れた時はどうしたらいいの?
・注射を始めたら一生やめられないって本当?
・海外旅行に行きたいけど、注射をしていると面倒なのかな?
・現在の自分の糖尿病の状態について知りたい
・透析になったりしないか心配

など、治療に関してだけでなく、生活全般にわたるアドバイスを行っています。
ご希望があれば遠慮なく主治医にお伝えください。

乳がん看護相談

kanngo_10

乳がんの治療を受けられている患者さんの、わからないこと、心配なこと、困ったことに対して、医師と看護師が協働して相談をお受けします。手術後のリハビリテーションや補整、腕のむくみについて、薬物療法に伴う副作用の対策など、治療を受けながら日常生活をご自分らしく過ごすことができるよう支援させていただきます。

術前面接

kango_7

手術を受けられる患者さんの不安やご心配なことが、少しでもやわらぐよう手術前日に手術室看護師から説明をさせて頂いています。麻酔科の医師による術前回診後に、手術室の環境や手術室に入って麻酔がかかるまでの流れなどパンフレットに沿って説明を行っています。手術・麻酔に関して心配なことや疑問に思われた事があれば、遠慮や我慢をなさらずご相談ください。


腹膜透析外来

hukumaku

腹膜透析は、患者さん自身が毎日自分で行う治療です。腹膜透析外来では、透析チューブの管理とそのアドバイスを行っています。
患者さんが、自分らしい生活を送れるよう、不安なく治療が行えるようにサポートしていきます。

精神科看護相談

_MG_8336

当院を退院後、通院を継続する精神疾患を抱える患者さんとそのご家族が、病気とうまく付き合い、安心して地域生活が続けられるよう相談をお受けしています。
日常の生活の些細な困りごとや将来への不安、また病気に関する心配ごとについて、一緒に考え、ご自身らしく過ごせるよう支援いたします。

・症状との付き合い方
・服薬の管理方法や通院に関する悩み
・周囲の対人関係の悩み
・疾患を持つ患者の家族の関わり方 など