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手術支援ロボット「ダヴィンチXi」「hinotori™(ヒノトリ)」

当院では、手術支援ロボット「ダヴィンチXi」「hinotori™(ヒノトリ)」を導入しています。

ダヴィンチXi

ダヴィンチによる手術は、鉗子やカメラなどを医師が直接的に操作するのでは無く、ロボットアームに付いた鉗子などを、遠隔操作により手術を行います。基本的には従来の腹腔鏡下の手術と同じですが、ダヴィンチ手術の場合は、手術器具を医師が直接的に操作するのでは無く、術者はコンソールボックスという操作パネルにて3D画像を見ながらロボットアームを操作して手術を行います。このロボットアームですが、人の関節のようになめらかに動きますので、細かい作業も正確に簡単に行う事ができます。
さらに、今まで直接見えなかった前立腺の裏側や狭い部位までカメラを挿入し自由に拡大してみる事ができますので、より安全に手術を行う事ができるようになりました。

現在、保険診療で認められているものは、「前立腺悪性腫瘍手術」のみとなっております(平成24年4月より)
ダビンチによる前立腺悪性腫瘍を受けられる患者さんへ (Word:1453KB)
今後、消化器外科領域、婦人科領域においてダヴィンチの導入にむけ準備・検討をしております。(保険適用外のため自由診療となります)


hinotori™(ヒノトリ)

 hinotori™は、川崎重工業とシスメックスの共同出資にて設立されたメディカロイド (神戸市)製であり、国内で初めて開発された手術支援ロボットです。hinotori™は、術者の微細な動きを実現し、高精細な3D画像、操作性に優れたコックピット、動作状況をモニタリングするネットワークシステムを有しています。ロボット支援手術を行う際に、より精確な手技を支援するものと期待されています。現時点では、保険による手術適応は泌尿器科領域に限られていますが、今後、外科、婦人科領域などに広く応用される予定です。

 これまでに日本医科大学付属病院では、米国製の「daVinciサージカルシステム」を用いて低侵襲術を多くの術式に応用し手術を行なってきました。今回のhinotori™の導入を受け、2種類の手術支援ロボットによる手術体制が整いました。今後さらなる低侵襲治療を追求し、患者さんに優しい外科治療を進めていきたいと考えています。


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