小児外科

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小児外科は、赤ちゃんから中学生(0~15歳)までの頭頚部、胸部(肺・縦郭)、腹部(消化器・肝胆膵・泌尿器)、体表といった体のほぼ全域の病気を治療する外科で、臓器も病気も多岐にわたります。「小児は大人のミニチュアではない」といった言葉があるように、大きさだけではなく小児特有の特徴があるため、細心の注意を払い、診療にあたらなければなりません。
そのため、小児科、産科、麻酔科をはじめとする各診療部門のスペシャリストと密に連携し、診療にあたっております。
「自分の子どもなら・・・どうするか?」を一番に考え、安全でかつ確実な医療を提供できるように、また病気のお子様の心までも癒せるような医療を提供できるように、と心掛けております。内視鏡外科手術も治療に取り入れており、低侵襲で、お子様の体に優しく、お子様の数十年先の生活の質にも十分に配慮した治療を行っております。
お子様が初めて病気になられて困っている方、誰に相談してよいか迷われている方、お子様の病気や手術について他の病院の意見をお聞きになりたい方など、お気軽にご相談下さい。

小児外科 部長 髙橋 翼

一般社団法人National Clinical Database(NCD)の
外科手術・治療情報データベース事業への参加について
平成23年1月1日より日本全国で実施される外科手術症例に関する情報をデータベース化する事業が開始されることになり、これに関連する多くの臨床学会が連携し、一般社団法人National Clinical Database(NCD)が設立されました。この事業は医療の質の向上に役立て、患者さんに最善の医療を提供することを目指すプロジェクトです。
当科もこのNCDが実施するデータベース事業に加わっております。
参加していただいた場合、手術をお受けになった患者さんの診療情報(年齢、性別、疾患名、手術名などの治療法等)をNCDに提出させていただくことになります。ただし、個人情報保護法に基づき個人情報が病院外で特定されることのない形で提出されますので(個人名、住所等は除かれたデータとして登録されます)、その点はご安心いただき、ご理解の上ご協力のほどよろしくお願いします。
患者さんが本事業に対して、登録を拒否することは自由であり、拒否されても、日常の診療等で不利益を被ることは一切ありません。また、症例登録のために、検査の追加や、手術、入院期間の延長が行われることはなく、診療自体に影響を与えることはありません。
以上につきましてご理解をいただき、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。なお、詳細は下記資料(PDFファイル)をご参照ください。

詳しい内容や倫理的配慮につきましては、以下の一般社団法人National Clinical Database(NCD)のホームページをご覧下さい。

受付時間

ご来院される際は、お時間に余裕をもってお越しください。

初診受付時間
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診療曜日 火曜日・水曜日・土曜日
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