精神科

 精神科 部長 岸 泰宏

精神科は2008年4月より診療を開始しています。当院の精神科は、一般の外来診療ではなく、身体の病気で入院している方の精神科的ケアを主に行っています(コンサルテーション・リエゾン精神医療といわれています)。総合病院に入院していると、さまざまな要因が重なって精神症状が出現することが多く、本来の身体治療が滞ってしまうことも稀ではありません。このような場合に、他科の医師や医療スタッフと協力して治療にあたり、心身両面での回復に努めています。
身体の病気で入院中に出現しやすい症状は、うつ、不安、不眠が代表的です。
また、せん妄といって、“意識が曇って、変なことを言う”といった症状があります。これは高齢の方によく見られますが、認知症とは別のものです。これらの症状に対して、適切な薬物療法などを行いながら回復に努めています。
昨今、“自殺”が大きな社会問題となっています。年間30,000人以上の人が自殺で亡くなっていますが、自殺未遂者はその数十倍以上と見積もられています。当院には救命救急センターがあり、自殺未遂で入院してくる方が少なくありません。自殺に至る原因として、さまざまな要因がありますが、精神科的な問題を抱えている方が大多数です。加えて、社会・経済的な問題も絡んでいることも多く、ソーシャルワーカー(医療相談員)等とも連携しながら自殺未遂で入院された方のケアにもあたっています。

精神科 部長 岸 泰宏

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