治療を受けるには
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丸山ワクチンの治療を受けるまでの流れ
1. 治験を医師に依頼する
第一に、丸山ワクチンによる「治験」を引き受けていただけるよう、医師にご相談ください。その医師が治験担当医師となります。患者さんの病状を最もよく把握している主治医にお願いするのがよいでしょう。
ただし、週3回注射に通わなければなりませんので、ご近所にかかりつけの医師(ホームドクター)がいればその医師に相談する方が便利な場合もあります。診療施設の指定はありませんので、主治医のほかに週3回の通院が可能な病院・診療所でご相談ください。
2. 初回来院時申し込手続きに必要な書類を用意する
治験担当医師が決まりましたら、下記3種類の書類への記入を先生にお願いしてください。
これらの書類は当研究施設に用意してあります。
下記からダウンロードできますので、ご利用ください。


(丸山ワクチンによる治験を引き受けるという治験担当医師の承諾書)

(現在までの治療経過をまとめた書類)

(現在までの治療経過をまとめた書類)

(治療に参加する同意書 兼 来院代理の委任状)
3. ワクチン療法施設へ行く
必要書類が入手できましたら、初回は、治験担当医師に代わってご本人またはご家族か身内の方にワクチン療法研究施設へ来院していただきます。
※予約の必要はありません
診療はありませんので、患者さんご本人でなくても委任状に指定された代理の方でも構いません。
※不特定多数の患者さんを対象とする代行業者などに丸山ワクチン(治験薬)を交付することはできません。これは厚生省(当時)令にも定められています。
初回SSM申し込みの手続きと説明会は、患者さんご本人またはそのご家族・身内の方に治験内容の説明を行い、同意を得る(インフォームド・コンセント)ための場ですのでご理解とご協力をお願いします。
現在、新型コロナウイルス感染拡大防止特別対応として、郵送での初回申込手続実施中
SSM(丸山ワクチン)の初回登録手続きは通常来院受付後DVDによる概要説明をご覧頂き、医師との個別面談の後に治験薬の交付を行っております。
今般の新型コロナウイルス感染拡大防止のため交通機関による国内移動や免疫機能低下による来院が困難な状況も予想されることから、初回の登録におきましても郵送での手続きを可能と致しました。
- 初回申込書
- 治験承諾書・SSM治験登録書(1)(2)・患者本人の同意書
- 現金11,000円
以上を現金書留で下記に送付してください。
書類到着後、1週間以内にワクチンを発送いたします。
住所 | 〒113-8706 東京都文京区千駄木1-1-5 日本医科大学付属病院ワクチン療法研究施設 電話:03-5814-6996(直通)/03-3822-2131(代表) 交通案内はこちら |
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受付日・受付時間 | 月曜日・木曜日、午前9:00~11:00 ※祝祭日、年末年始は休みとなります。 |
初回手続 | 受付後、ガイダンスと個別で医師との面談後、ワクチンを受取り終了です。(所要時間は約1~2時間程度) |
費用 | 有償治験の費用は、1クールにつき薬剤費9,000円(消費税別)ですので、消費税との合計をお支払いください。この外に、注射を行う診療施設に注射料(技術料)、文書料等を支払う必要があります。 |
その他 |
承諾医が見つからないなど、お困りの場合は「患者・家族の会」にご相談になることも一つの方法でしょう。
治療に際しての制限事項 制限は特にありません。抗ガン剤や放射線療法等との併用も可能です。これらと併用しても併用により副作用が出たという報告はありません。 |
2回目以降の入手方法
1. 2回目以降申し込み手続きに必要な書類を用意する
第2回目以後の申込時には、毎回、治験担当医師が記入した下記のSSM臨床成績経過書の書類が必要です。
これらの書類は当研究施設に用意してあります。
下記からダウンロードできますので、ご利用ください。
2. 2回目以降申し込み手続きの方法
ご来院の場合は当方の医師が面談を行います。
受付時間は初回と同様、月曜日・木曜日の午前9時から11時までです。
また、ご来院のほかに郵便による申込方法があります。
詳細は初回来院の際にお渡しする2回目以降のSSM申込手続きについてに記載がありますのでご覧ください。
丸山ワクチン治療の実際
1. 基本的な使用法
通常SSM(A)および(B)を隔日で交互に皮下注射します。
交互の場合は、例えば、第1日(A)、第2日(休)、第3日(B)、第4日(休)、第5日(A)という具合に注射します。
注射日 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | … |
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SSM | A | 休 | B | 休 | A | 休 | B | 休 | A | 休 | … |

但し、通院の場合は休診日を避け、週3回(例えば月・水・金)注射します。病状・経過によっては(A)単独または(B)単独で使用する場合もあります。(月曜日が祝日の場合、火・水と連日となったり、都合によって金曜日が土曜日になるなどの調整は可能です。)
2. 開始時期
ワクチンを開始する時期は、ガンとわかったときから使い始めるのが理想的ですが、それが無理であれば手術して退院してからでもよいでしょう。手術療法、放射線療法、化学療法のいずれと併用しても副作用の報告はありません。むしろ、どのような治療法を選択した場合でも、ワクチンを併用されることをお勧めします。ガンは局所療法だけでは捕らえきれない相手です。悪い部分をしっかり叩きながら全身の抵抗力を十分に維持し、ガンを身体全体で迎え撃つことが必要です。
3. 使用期間
通常は、ワクチンを使い始めて最初の3年間は1日おき、または週3回注射します。ワクチンの治療開始後3年間、再発や転移がなければ注射回数を週2回にして5年まで続け、異常がなければ週1回に減量し、適宜終了します。病変が存続している間は1日おき、または週3回注射の継続をおすすめします。また、明らかにガンの消失が認められている場合でも、再発予防のために長期的にワクチンを継続している方もいらっしゃいます。
4. 開始後のスケジュール
丸山ワクチンは1回に1クール分(20本、40日分)お渡しします。次回分をお申し込みの際は、毎回、治験担当医師が病状経過を記載したSSM臨床成績経過書の提出が必須です。検査項目・回数は患者さんの状況により異なりますので、主治医あるいは治験担当医師のご判断により検査を行わなかったときは、検査結果の欄は「今月は検査なし」の記入でかまいません。
直接来院される場合は手続後、丸山ワクチンをお渡しします。
郵送の場合は、手続き・郵送期間として12日程度かかりますので、丸山ワクチンがなくなる2週間ほど前に申込準備を開始してください。
費用
有償治験の費用は、 1クール分(通常はA=10本、B=10本、隔日注射により40日分)につき、薬剤費9,000円+消費税です。この外に各診療施設において注射料(技術料)、文書料(経過書作成)等が必要ですが、自由診療(自費)になりますので、いくらという規定はありません。