栄養科

患者さんの一日も早い回復を願い、毎日の食事が楽しく美味しいと感じていただけることを第一の目標に掲げ、更に、患者さん一人ひとりの状態に応じた適切な栄養サポートを提供するために、スタッフ全員が一丸となって取り組んでいます。

業務内容

大きく分けて三つの業務があります。一つ目は、入院時食事療養に基づいた食事の提供です。適切な内容の、完全に安全な食事を、途切れることなく提供しています。二つ目は、治療の一環としての栄養管理です。栄養障害を未然に防ぐことにより、治療効果を向上させることが期待されます。三つ目は、病状に応じた栄養食事指導です。疾病の進展を遅らせ、治療効果の向上が期待されます。

入院中の食事

食事時間

朝食:午前8時00分・昼食:午後0時00分・夕食:午後6時00分

配膳方法

保温・保冷機能の付いた配膳車にて、スタッフがベットサイドまでお届けします。また、食事と一緒にお茶を提供しており、箸、湯飲み、スプーン等もこちらで用意しています。ベッドではなく、明るいデイルームで食事をすることも可能です。

行事食

毎月1回以上、季節を先取りした献立や、年中行事を演出した行事食を提供しています。

出産お祝い膳

出産後ご希望の日に、和風・洋風どちらかのお祝い膳を選ぶことができます。

選択メニュー

 利用するに当たりいくつかの制限事項がありますが朝食はA,Bから選択、昼食と夕食は主菜を2種類より選択することが出来ます。なお、朝食のBを選択した場合及び昼食、夕食の下段を選択した場合のみ、1食当たり、17円のご負担が発生します。

栄養管理体制

入院する際に、全患者さんの栄養状態を評価し、栄養不良やそのリスクがある場合には、NST(栄養サポートチーム)の一員として栄養治療計画を立てて栄養改善に取り組んでいます。また、週1回のNST回診では、医師、歯科医師、看護師、管理栄養士、薬剤師、臨床検査技師他が一堂に会してカンファレンスを実施し、改善状況などについて検討しています。

栄養食事指導

特別治療食が指示された患者さんには、管理栄養士が食事療法や食事の内容、注意点などについて、ベッドサイドまで説明に伺います。

個人指導

別途、栄養指導をご希望の場合には予約が必要となりますので、担当医師・看護師までお申し出ください。月曜日~金曜日は午前9時15分~午後3時15分、土曜日は午前9時15分~午後2時30分で、概ね45分間、患者さん一人ひとりの病状、食習慣、生活パターンなどを考慮し、退院後も無理なく食事療法が続けられるよう、一緒に考えていきます。

糖尿病教室

毎月第3土曜日(8月は休止)の午後2時00分~。不定期に『食事療法ワンポイントアドバイス』を開催していますので、確認の上ご来院ください。