がん診療科

がん診療科部長の真々田裕宏です。
がん対策推進基本計画に基づき、平成20年4月1日に日本医科大学付属病院が地域がん診療連携拠点に指定され、その中心的な役割を担うために、がん診療センターが開設されました。がん診療科は、がん診療センター内に設立された外来診療部門のひとつで、主にがんの早期発見・診断を目的としたがん診療外来です。がんと診断された患者さんは勿論、腫瘍マーカーや便潜血検査で異常を指摘され、がんを疑われた患者さんに対しても早急な診断が下せるよう対応します。また、がんと診断された患者さんに対し、院内診療科と緊密に連携し速やかに適切な治療が受けられる体制を整えております。当科では、我が国に多い五大がんを専門とする内科系診療科と外科系診療科の専門医が診療にあたっており、安心して受診して頂けると確信しております。
私は胃癌、大腸癌、肝癌などの三大がんを占める消化器外科を専門とし、外科治療・化学療法に携わってまいりました。今後も他領域のがん専門医とともに包括的がん診療に取り組むとともに、地域がん診療連携拠点病院の一員として専門的ながん診療の提供や地域のがん診療連携の構築に努力してまいりたいと思います。患者さんに安心して受診して頂けるようより一層努力してまいりますので、今後とも宜しくお願い申し上げます。

がん診療科 部長　真々田 裕宏

がん診療科副部長の宮永晃彦です。
がん診療科外来ではがんの早期発見および診断を目的に診療をしております。一般的に大学病院では、臓器別診療や高い専門性のため、包括的および臓器横断的がん診療が難しい場合がありますが、日本医科大学付属病院がん診療科は院内の各専門診療科と緊密に連携し速やかに診断および適切な治療が受けられる体制を整えております。
私は呼吸器内科を専門とし、主に肺癌を中心とした悪性腫瘍の診断やがん薬物療法に長年携わってまいりました。呼吸器内科医・腫瘍内科医の立場から、検診等で胸部異常影や腫瘍マーカーの異常を指摘された患者さんに対し、速やかに精密検査を行い、がんの早期発見および診断に努めてまいります。また治療が必要な場合には、一日でも早く治療が開始できるように専門診療科への橋渡しをいたします。患者さんに安心して受診いただけるように、患者さん一人一人に適切な治療を実践できるように日々努力してまいりますので、今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。

がん診療科 副部長 宮永晃彦