診察内容

対象疾患

神経免疫性疾患

 多発性硬化症、視神経脊髄炎、ギラン・バレー症候群、重症筋無力症、多発筋炎などが該当します。症状は、

  • ふらつく
  • ものが二重にみえる
  • 喋りにくい
  • 手足に力が入りにくい
  • 手足がしびれる
  • 夕方まぶたが下がる
  • 筋肉痛が治らない

など多彩です。採血・髄液検査・MRI・電気生理学的検査で診断します。免疫グロブリン大量静注療法、血漿交換、免疫吸着療法、ステロイドホルモン、免疫抑制薬など治療法・再発予防法がありますので、きちんと診断することが重要です。

神経感染症

 脳炎・髄膜炎などがあります。症状は

  • 頭痛
  • 意識障害
  • けいれん

などです。採血・髄液検査・MRI・脳波で診断します。抗ウイルス薬や抗生物質で治療します。命に関わる状態になることもあり、こちらもきちんと診断することが重要です。

認知症

  •  脳のダメージによりいったん正常に発達した知能が低下した状態を認知症と言います。症状は

    • 物忘れ
    • 日時がわからない
    • 以前と違い怒りっぽくなった
    • 道に迷う
  • などがあります。アルツハイマー病、レヴィ小体型認知症、嗜銀顆粒性認知症、進行性核上性麻痺など様々な疾患があります。特に、甲状腺機能低下症・ビタミン欠乏・感染症など治せる病気は見逃してはいけません。知能検査のほか、採血・CT/MRI・脳血流SPECTなどの検査を実施します。治せない疾患でも、薬の選択、介護の方法などで症状の悪化を防ぎます。

  •  日本医科大学武蔵小杉病院は、川崎市の認知症疾患医療センターに認定されています。アルツハイマー病の治療薬の治験も積極的に実施しております。

    •  症状が軽いけれども認知症かどうかを知りたい場合でも受診してください。病院の受診に抵抗がある方は、日本医科大学街ぐるみ認知症相談センターで無料のテストを受けていただくこともできます。

       他施設には「物忘れ外来」というものがあり初診から予約ができますが、日本医科大学武蔵小杉病院で実施すると3ヶ月以上待つことになると思われます。それでは待機中に認知症が進行してしまいます。そのため初診の予約は取っておりません。その代わり、4〜5時間お待ちいただくことがございますこと、ご了承ください。

パーキンソン病

 ドパミンの欠乏により動きにくくなる病気です。症状は

  • 手足や頭がふるえる
  • 手足が動きにくい
  • 歩きにくい
  • ころびやすい

などがあります。便秘もよくある症状です。進行性核上性麻痺・多系統萎縮症・レヴィ小体型認知症などパーキンソン病に似た病気がいくつかあり、診断は重要です。採血・CT/MRIなどの検査を実施します。必要に応じて、脳血流SPECT・ダットスキャン・MIBG心筋シンチを追加します。パーキンソン病の薬はたくさんあり、その選択は専門医に任せるべきです。現在、日本医科大学武蔵小杉病院では脳深部刺激術や刺激装置の電池交換が実施できませんが、その後の調節は脳神経内科で可能です。入院での電極再調整も実施しています。

 リー・シルバーマン療法というリハビリテーションも始めました。1ヶ月程度入院いただき、スポーツのトレーニングのような手法で症状を改善するリハビリテーションです。


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(平日:午後3時00分~午後4時30分)(土曜:午後2時00分~午後3時30分)

※診療への影響を避けるため、緊急時を除く診療科へのお問い合わせ等は上記の時間内にしていただきますようご協力をお願い致します。

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