診療内容

糖尿病・内分泌代謝内科では、1型糖尿病、2型糖尿病及び妊娠糖尿病などの耐糖能異常、先端巨大症、下垂体機能低下症、高プロラクチン血症、尿崩症などの下垂体疾患、バセドウ病、橋本病(慢性甲状腺炎)、亜急性甲状腺炎などの甲状腺機能異常、副甲状腺機能異常、副腎不全、原発性アルドステロン症、クッシング症候群、褐色細胞腫および高コレステロール血症、高中性脂肪血症などの脂質異常症などの診療を行っています。

糖尿病

糖尿病は放置すると動脈硬化性疾患、網膜症、腎症、神経障害などの重大な合併症を併発する疾患です。現在の治療法では糖尿病を完全に治すことはできませんが、正しい治療法を学んでいただければ、合併症が起こらない、あるいいはそれ以上進行させないように管理することができます。進行してからでは治療が困難となってしまう場合もあり、早期の治療開始が極めて重要です。
糖尿病の診療は地域の医療機関の先生方と協力しながらチーム医療で行っております。当院を受診した患者さんは糖尿病についての理解を深めて頂くための糖尿病初期講習、栄養相談を受講します。また糖尿病合併症を評価して、食事療法、運動療法、薬物療法、必要に応じてインスリン導入のために糖尿病学習入院を行います。治療方針が定まった後は、近隣の医療機関でのフォローアップをお願いしております。その後、血糖管理状況が悪化してしまった場合には再度当院を紹介受診いただき、治療方針の見直しを行います。血糖管理に難渋する場合はCGMS(持続皮下血糖モニタリング)、SAP(インスリンポンプ)導入も検討いたします。また合併症を発症した場合は院内の各診療科と連携しながら治療を進めていきます。患者さん向けの糖尿病教室は院外からも自由に参加できるものも開催しています。

甲状腺・副甲状腺疾患

甲状腺中毒症にはバセドウ病、破壊性甲状腺炎などの疾患が含まれています。これらの疾患の診断のため、血液検査、超音波検査、甲状腺シンチグラフィー検査などを行います。当院でのこれまでの調査では甲状腺中毒症のうちの75%がバセドウ病ですが、25%は特別な治療を必要としない一過性甲状腺中毒症でした。このため適切な検査、診断を行い、治療方針を決定していくことが重要と考えております。
甲状腺腫瘍については超音波検査、穿刺吸引細胞診による診断を行います。副甲状腺機能亢進症の局在診断には超音波検査、MIBIシンチグラフィーを使用しています。手術が必要な患者さんは甲状腺疾患、副甲状腺疾患ともに日本医科大学付属病院の内分泌外科などに紹介しています。また甲状腺疾患で放射性ヨード内用療法が必要な場合には治療可能な医療機関に紹介しています。

下垂体・副腎疾患

下垂体疾患、副腎疾患ではMRI、CT、シンチグラフィーによる画像診断、ホルモン分泌能を確認し診断します。ホルモン分泌能の評価のために負荷試験などが必要な場合は1週間程度の入院での検査を行います。原発性アルドステロン症の診断には負荷試験での診断確定後に、局在診断のための選択的副腎静脈サンプリングを当院の放射線科に依頼して行っています。診断が確定し手術療法を行う場合には、下垂体疾患は当院の脳神経外科、副腎疾患は当院の泌尿器科に紹介して手術の予定を決定しています。

脂質異常症

特殊な原発性高脂血症(脂質異常症)や甲状腺疾患や腎疾患などに伴う2次性脂質異常症などの診断および治療を行います。また合併する動脈硬化性疾患の有無に関してのスクリーニング検査を行います。管理栄養士による栄養相談で食事や生活習慣の改善を治療の基本として、管理が困難な場合は薬物療法を追加して治療を行います。

診療の質向上への取り組み

当科では、糖尿病や内分泌疾患の専門診療を提供するとともに、医療の質向上に向けた取り組みを実施しています。
診療実績・クリニカルインディケーター

お問い合わせ

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日本医科大学千葉北総病院

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