整形外科

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 神奈川県川崎地区における整形外科診療の中核として、大学病院の特色を生かした専門性豊かな診療を行います。他分野と同じく整形外科も進化の著しい世界ですが、人工膝·股関節手術におけるナビゲーションシステムの導入、股関節に対する最小侵襲(MIS)の手技、生理的で実用性の高い人工膝関節の再現など、世界基準を念頭に置いた最新の手法で治療を行っております。個々の患者さんの生活クオリティ(QOL)を保つことを目的とする整形外科診療を行うためであり、われわれはそのために努力を重ねて参ります。

*オンライン健康公開講座のお知らせ*
『痛くなく歩こう 人工関節置換術』

◎2021年8月7日(土) 13時開始(読売・日本テレビ文化センター配信)

主任教授の眞島、当院部長の渡部、理学療法士チーフの大橋によるオンラインでの健康公開講座を行います。

お気軽にパソコン、タブレット、スマートフォンでご視聴ご参加ください
(PDFのQRコードから登録できます・PDF )


【最小侵襲・コンピューターナビゲーションによる人工膝・股関節置換術】

 AIやスマートフォンの進化によって私たちの生活も大きく変わっています。それは整形外科手術においても同様で、様々なテクノロジーの進化に伴い人工関節手術も大きな変化を遂げてます。金属製の人工物を骨に固定して20、30年と緩みないようにするため精度がとても重要ですが、ナビゲーションにより術中のインプラントの設置位置を1mm、1度の精度で計測出来るため、従来に比べて精密な計画と手技が可能です。生理的な構造を踏まえて人工関節でありながら自然なフィーリングの実用的な膝·股関節にするための精緻な手術が可能になります。当院でも2020年10月からコンピューター支援による手術用ナビゲーションの運用を開始致します。渡部の前任地である日本医科大学千葉北総病院では2018年4月から運用を開始致しましたが、安定した良好な成績が得られており国内外の学会で報告をしております。例えば人工股関節置換術後には、従来は脱臼を避けるため様々な動きが禁止されていましたが、今は最小侵襲(MIS)の手法による筋腱を温存した手術を行うため、しゃがみ込みや正座を含めて禁忌とされる動きはありません。人工膝関節置換術においても同様に、より生理的な動きを回復再現出来るよう、術前の膝の状態をMRIで評価した上で最適なインプラントの選定を行い、手術からリハビリまで含めて入念な治療を行います。高い活動性を保つことが現在の人工関節手術の目標であり、もしも今後手術を考えていらっしゃるのであれば、健康寿命の期間を更に伸ばすための意欲的な手術と考えて頂き、60歳から70歳前後までに行うことをおすすめします。痛みに堪えて80歳前後に至るとかなり体力も低下しており、術後も回復に時間を要しリハビリ目的での転院をすることが一般的です。半年以上痛みが改善せずに日常生活に支障が生じている方は、どうぞお気軽にご相談ください。

整形外科 部長 渡部 寛

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