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医学教育研究開発部門

 医学教育研究開発部門では、医学教育学の研究と教育手法や教材の開発をすすめています。ファカルティデベロップメント(FD)の企画運営や、学内教育における企画、運営、支援も担っています。また、情報科学教育を担当し、e-learningの実施、環境整備及び研究しています。SP養成講座には毎年多くの皆様に医学生の教育と医師育成にご協力をいただいています。
 部門内部署としてIR(Institutional Research)室を設置し、本学における医学教育全般の分析を実施しています。

IR(Institutional Research)室

 IR室は2014年に発足しました。主にカリキュラム評価の根拠となる学生の成績分析を中心にした活動をしています。
 入学試験成績と入学後の成績の推移、各学年の成績と共用試験CBT成績の関連性、在学時成績と国家試験成績の関連性などを分析しています。その結果は教務部委員会やカリキュラム評価委員会などに資料として提示し、現状把握、その後の予測や方針決定などの判断材料になるよう努めています。また、学内の教育活動に関するアンケートの実施と分析も担っています。
 具体的な分析内容と関連する事項へのフィードバックは、大学のWebサイトにある分野別認証評価の報告書を参考にしてください。いくつかの例を以下に挙げる。  

 

SP養成講座

 「患者さんに優しい医師を育てませんか」のキャッチフレーズで大学独自に模擬患者さんを養成し、大学の正式カリキュラムにおいてこれら模擬患者さんの参加する授業を行っています。本学の医学・医療コミュニケーション教育は、模擬患者さんを通し社会と共に歩むチーム教育を実践しています。これらの活動は、平成220年度日本医科大学賞(教育部門)の表彰を受けました。
 本学では、平成18、19年度文部科学省「特色ある大学教育支援プログラム」に採択された「学年や学部を超えて互いに教えて学ぶ医学教育プログラム」を実施しています。大学独自に模擬患者を養成し、コミュニケーション実習や胸痛等の病人に扮した模擬患者が参加する臨場感あふれる授業を行っています。

医学教育支援部門

医学教育支援部門は、主に卒後教育を担当し、付属4病院の初期臨床研修、後期研修を管理する臨床研修センターと連携しています。これに関連し、卒後教育に関するセミナー等の企画・運営や、看護師・コメディカルの教育、生涯教育など、臨床に関わる様々な教育を支援します。
スキルスラボとしてクリニカル・シミュレーションラボ(CS Lab.)を管理・運営しています。CS Lab.には様々なシミュレーターを用意し、医学部生、研修医、看護師などの技術修得を支援しています。

クリニカル・シミュレーションラボ(CS Lab.)