病理診断科

概要

多摩永山病院の病理診断科・病理部は1985年10月,当時の故原田誠一病院長と,老人病研究所(現:先端医学研究所)所長の故金子仁教授の尽力により発足しました。
当院は約400床を有する多摩ニュータウンの基幹病院として救命救急センターのほか,東京都がん診療連携拠点病院として日々診療を行っており,病理診断科が行う診断は年間5,000件強です。現在病理専門医2名と,6名の臨床検査技師(内,細胞検査士5名,認定病理技師2名)で業務を遂行しております。小規模の病理診断科のため手作業の比率が高い,機材が古いなど至らない面もありますが,最近のゲノム医療等に支障がないよう対応しております。当院の診療を安心して受けられる礎としての病理診断を行っております。

病理部 部長 永田耕治

スタッフ紹介(2020年4月1日現在)

診療・教育スタッフ
教授・部長 永田 耕治(鹿児島大学卒:病理専門医,細胞診専門医):消化管,肝胆膵
助教・医員 新井 悟(日本医科大学卒:病理専門医):泌尿器

嘱託医
前田昭太郎(信州大学卒):中皮腫,細胞診
細根 勝(日本医科大学卒):リンパ腫

臨床検査技師
東 敬子(認定病理技師)
柳田 裕美(認定病理技師,細胞検査士)
礒部 宏昭(細胞検査士)
川野記代子(細胞検査士)
岩瀬 裕美(細胞検査士)
日吾美栄子(細胞検査士)

業務内容

病理診断

生検材料,手術材料の組織診断を行います。形態学の他,免疫組織化学,FISH法を用い,確定診断を行います。また,得られた結果から化学療法や分子標的治療薬の効果判定なども行います。
臨床各科とカンファレンスを行い,術前,術後の情報共有を行い,診療に役立てます。

細胞診

生検診断より精神的,肉体的,経済的に負担の少ない方法ですが,診断困難例は生検や,切除生検による診断を行っています。

術中迅速診断

術前に診断確定がなされていない病変,手術の切除範囲を確定するためなどに手術中に病理診断を行います。安心して手術を受けられる病院の指標として,術中迅速診断ができることが挙げられています。

教育

医学部の卒前教育としてCCを行ったり,卒後の研修医に対するCPC指導を行っています。

研究

これまで行われていた中皮腫や乳がんの他,消化器腫瘍についての検討を行います。
臨床各科の学会発表や論文作成への協力を行っています。

まとめ

当病理診断科は,患者様や臨床に対して,よりよい医療が得られる礎としての病理診断科を目指し,スタッフ一同協力して業務を行っています。