第121回日本医史学会総会・学術大会を開催いたしました
この度、日本医科大学が第121回日本医史学会総会・学術大会を主催させていただきました。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、オンラインでの開催となりましたが、日本医史学会ならびにノンフィクション作家 柳田邦男先生のご厚意により、市民公開講座「心に生きる日野原重明先生~30年余の豊かな学び、そして未来~」を本学のHPにて公開させていただくことになりましたので、ぜひご視聴ください。
新しい情報化時代に対応するために
現代社会の情報化に対応し、積極的に教育ロジスティックやリソースの強化を推し進めている本学は、より強靭な教育システムの整備に向け、ICT(情報通信技術)、人工知能、ロボティックスなどの技術を用いた教育を導入し、研究面では先端医学研究所の移転や研究部共同研究施設機能の戦略的再配置を進めるなど、積極的に学事改革を進めています。
―情報化社会における情報モラル―
現代の情報化社会の恩恵をしっかり享受するためには、リスクへの対応が十分なされなければなりません。そのためには、まず、ルールの遵守とモラルへの留意が必要です。誰もが情報の送り手と受け手の両方の役割を果たし、情報がネットワークを介して瞬時に世界中に伝達され、予想しない影響を及ぼしてしまうことや、対面のコミュニケーションでは考えられないような誤解が生じる可能性もあります。一人一人が情報化社会の進展による変化を理解し、情報化の影の部分に対応した適切な活動が望まれます。
―SNSと上手に付き合うためにー
SNSの新たな展開にルール作りが追いついていない状況です。事実と異なる情報や、偏った見方などが溢れています。そのような状況がこの社会を構成する人々に大きな悪影響を与え、社会問題になっております。このようなSNSの影響を避けるためにも、SNSの適切な利用が重要です。他者への影響を考え、人権、知的財産権など自他の権利を尊重し自らの行動に責任をもつことで、これらのツールを正しく安全に利用することをお願いいたします。
―学内WEB会議(ビデオ会議システム)―
本学では、いつでもどこでも簡単に充実したビジネスコミュニケーションを可能にするWeb会議システムを積極的に取り入れており、交通費、時間の節約、感染症リスクの軽減など、既に大きな導入メリットを得ています。しかし、その一方で不正アクセスによる会話の盗み聴きや資料のダウンロードなど情報漏洩のセキュリティーリスクが危惧されていることも事実です。
本法人では、ビデオ会議システムの利用要綱を下記のように整備しておりますので、本学の皆様も、利用に際しては本要綱を遵守されますようお願いいたします。
【学校法人日本医科大学 ビデオ会議システムWebex利用に係る要綱 (PDF:145KB)】
2020.7.14
学長 弦間昭彦
緊急事態宣言解除及び東京都による休業要請緩和と日本医科大学の対応
緊急事態宣言が解除され、東京都による休業要請の緩和が進められております。この状況を踏まえ、日本医科大学においても、図書館、教育棟講義室の使用など、休館要請により制限していた施設の使用を段階的に緩和していくことと致しました。
また、教育、研究面について、医学部、大学院医学研究科より、随時、カリキュラム、履修方法の変更に関する連絡がなされますので、ご注意、対応いただきたいと思います。教職員におかれましては、感染拡大の予防に努め工夫しつつ、教育活動の運用の変更、研究活動の遂行をお願いいたします。
2020.6.1
学長 弦間昭彦
新型コロナウイルス感染症対策について
新型コロナウイルス感染症対策につきまして、本学教職員並びに学生諸君には授業、クラブ活動等への影響の他、学内行事等を延期や中止にするなど、学内における臨時対応にご協力いただき有難うございます。
新型コロナウイルス陽性患者数は、3月23日(16名)、24日(17名)、25日(41名)と増加し、来週末には、更に増加していることが予想されます。昨日(25日)に、小池東京都知事の緊急記者会見があり、小池都知事は「今、感染爆発の重大局面にある。このままの推移が続けばロックダウン(都市の封鎖)を招いてしまう。」と述べ、今後、爆発的に感染がつながる恐れがあるという強い危機感を表明しました。
また、平日はできるだけ自宅で仕事を行い、夜間の外出は控え、今週末の不要不急の外出を控えるよう呼びかけ、引き続き、「換気の悪い密閉区間」「多くの人の密集する場所」「近距離での密接した会話」の3つの「密」を避けるよう要請されました。さらに、外務省でも新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大を受けて、世界全体を対象に「危険情報」をレベル2に引き上げ、不要不急の渡航自粛要請を発出しました。
本学におきましては、こうした状況を踏まえ、当面、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、次の対策を講じることとしますので、ご協力下さいますようお願いいたします。
1.できるだけe-learningを活用した双方向の授業を行うこと。
2.業務に支障のない範囲でテレワークを取り入れた勤務態勢を整えること。
3.夜間の外出は控えること。
4.週末の不要不急の外出は控えること。
2020.3.26
学長 弦間昭彦
本学はご存じのように、世界大学ランキング2019で、教育リソースとともに、「研究」カテゴリーでも日本の私立大学1位(参考:慶応義塾大学2位、早稲田大学4位)、「被引用論文」カテゴリーでは、私立大学5位に位置付けられました。(参考資料)
これもひとえに先生方の日頃のご努力の賜物であります。この素晴らしい状況を維持するとともに、Journal of Nippon Medical Schoolの評価をさらに高めるために、下記のことをご検討いただけますと幸いです。よろしくお願いします。
参考資料はこちら 。
2019.11.6
学長 弦間昭彦
1. 論文をJournal of Nippon Medical Schoolにご投稿ください。原著・総説・症例報告などを問いませんが、特に引用されやすい「総説」をぜひJNMSにご投稿いただき、さらにその内容に関連する論文を執筆された際は、引用をご検討ください。JNMS自体のインパクトファクターも上昇し、さらに世界大学ランキングにも影響します。
2. 現在世界大学ランキングを解析しているエルゼビア社から、大学評価に関するアンケートのメールが届くことがあります。ぜひご面倒でも日本医科大学をご評価いただけますよう、よろしくお願いいたします。エルゼビア社からのメールに日頃からご留意いただけますと幸いです。
以上
本学の教育改革の記事が紹介されました
(時事通信社、Yahoo! JAPANニュース)
アンドロイド患者で医療教育 ~ここまできた技術革新の波
時事通信社 8月26日(月)15時30分配信
ヤフージャパン https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190826-00010000-jij-sctch
時事通信社 https://medical.jiji.com/topics/1321
なお、本取組みは下記の学会で紹介いたします。
学会名 | 第7日本シミュレーション医療教育学会学術大会 |
テーマ | シミュレーション医療教育の近未来:シンギュラリティは何処に |
URL | https://7thjasehp.jimdofree.com/ |
開催日 | 2019年9月21日(土) |
会 長 | 藤倉輝道(日本医科大学医学教育センター) |
会 場 |
日本医科大学千駄木校舎教育棟/橘桜会館 〒113-8602 東京都文京区千駄木1-1-5 Tel. 03-3822-2131 |
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