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細胞内のコレステロールが炎症や動脈硬化を促進
〜細胞内のコレステロール蓄積の抑制が抗炎症治療となる可能性〜

日本医科大学

東京医科歯科大学
千葉大学

要旨

 日本医科大学生化学・分子生物学(代謝・栄養学)の早川清雄講師、大石由美子教授らの研究グループは、東京医科歯科大学大学生体材料研究所 田村篤志准教授、由井伸彦教授、千葉大学大学院医学研究科疾患システム医学の眞鍋一郎教授との共同研究で、細胞内コレステロールの上昇がマクロファージの炎症応答に必須であること、コレステロールの蓄積を抑制する薬剤PRXで動脈硬化が防げる可能性を新たに発見しました。
 この研究は、日本医療研究開発機構(AMED) の革新的先端研究開発支援事業(PRIME)「生体組織の適応・修復機構の時空間的解析による生命現象の理解と医療技術シーズの創出」研究開発領域における研究開発課題「細胞代謝が規定するマクロファージの多様性に基づく筋修復メカニズムの解明」(研究開発代表者:大石由美子)、文部科学省科学研究費補助金等の支援のもと行われたもので、その研究成果は2022年11月22日正午(米国東部時間)、国際科学誌であるJCI Insight誌で公開されます。


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