細胞診に即利用できるスタンドアローンAI診断支援システムを世界初開発
~外来で実施可能な子宮内膜細胞診を通じて「医療AIの民主化」を目指す~

学校法人 中央大学
日本医科大学

要旨

 中央大学理工学部の鈴木 寿教授、同大学院理工学研究科博士前期課程の河村拓実、日本医科大学解析人体病理学 寺崎美佳准教授を中心とする研究グループは、子宮体がんの検出を目的とした子宮内膜細胞診において、熟練病理医の診断思考を取り入れた世界初の説明可能AI診断支援システムを開発しました。本システムは、細胞集塊の画像を解析し、形状特徴量に基づいて悪性・良性・保留を色分け表示する機能を備えています。高負荷な撮像作業や事前学習を必要とせず、一般的な顕微鏡やPCで運用可能で、処理速度は毎秒約30フレームに達します。特異度は約8割、感度は約7割で、標本スライド当たりの見逃し率を「万に一つ」に抑える性能を実現しました。本研究は両大学の共同研究契約に基づき実施され、2025年12月に特許を共同出願しています。


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