日本医科大学千葉北総病院について
豊かな自然と静かな環境に囲まれた印西市に位置する、日本医科大学の附属病院。 広大な敷地と四季のうつろいが感じられる穏やかな立地のなか、患者さん一人ひとりに寄り添う医療を提供しています。 1994年、大学の4番目の附属病院として開院し、千葉県北部の高度急性期医療を担ってきました。 特に救命救急においては、全国に先駆けて導入したドクターヘリの運用や救命救急センターを通じて、 脳卒中や循環器などの重症患者に対して迅速かつ的確な対応を行っています。
また、地域がん診療連携拠点病院、地域周産期母子医療センター、災害拠点病院、感染症指定医療機関など、 公的な中核医療機関としての多面的な役割も果たしています。 さらに、ICTの活用や災害医療・BCPの推進により、次世代を見据えた医療基盤の構築にも力を注いでいます。
教育面では、日本医科大学の教育理念である 「愛と研究心を有する質の高い医師と医学者の育成」を実践し、 学是「克己殉公(私心を捨て、医療と社会に貢献する)」の精神を体現しています。 学生・研修医・看護師など、多職種にわたる人材育成を通じて、人間性豊かな良き医療人の育成に取り組んでいます。
「All for One」――一人の患者さんに、全職員が心をひとつにして向き合う姿勢。 私たちは、患者中心の安全で質の高い医療を提供し、地域とともに歩み、未来を切り拓く病院であり続けます。
概況
開設者 | 学校法人日本医科大学 理事長 汲田 伸一郎 |
管理者 |
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診療科 | 27科 |
許可病床数 | 一般病床 574床 |
職員数 | 1407人(令和7年4月現在) |
看護種別 |
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主な施設 |
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沿革
日本医科大学千葉北総病院のあゆみを、年代ごとにまとめております。
下記の各セクションをクリックすると、該当年代の主な出来事をご覧いただけます。
1990年代
- 1994年(平成6年)1月 - 開院(診療開始) [1994.1.26]
- 1996年(平成8年)8月 - 千葉県から基幹災害拠点病院の指定
- 1998年(平成10年)3月 - 備蓄倉庫竣工
- 1999年(平成11年)3月 - BSL棟竣工
- 1999年(平成11年)4月 - 救命救急センターの指定
2000年代
- 2001年3月 - 研究棟・災害研修センター竣工
- 2001年10月 - ドクターヘリ運航開始
- 2003年1月 - 治験推進室開設
- 2004年7月 - 輸液療法室設置
- 2004年10月 - 病院機能評価ver4.0認定
- 2005年2月 - エイズ協力病院指定
- 2006年4月 - 現病院名に改称
- 2006年7月 - DPC対象病院に
- 2006年9月 - 看護基準7対1取得
- 2007年12月 - 地域連携パス導入
- 2008年1月 - 保育所「たけのこ」竣工
- 2008年4月 - 医師支援室設置
- 2009年10月 - 病院機能評価ver6.0認定
2010年代
- 2011年7月 - 医療連携支援センター設置
- 2011年8月 - 電子カルテ導入
- 2011年12月 - がん診療連携協力病院指定(胃・大腸・肺)
- 2013年6月 - 子宮がん追加指定
- 2014年10月 - 機能評価3rdG Ver.1.0認定
- 2015年4月 - 地域がん診療連携拠点病院指定
- 2015年6月 - がん診療センター設置
- 2015年8月 - 国際医療推進室設置
- 2017年4月 - JIH認定
- 2018年9月 - 救命救急センター・ICU拡充
- 2019年7月 - 遺伝診療外来開設
- 2019年12月 - 機能評価3rdG Ver.2.0認定
2020年代
- 2020年4月 - 認知症疾患医療センター指定/重傷コロナ病棟/門内薬局設置
- 2020年7月 - 発熱者外来開始
- 2020年9月 - 手術支援ロボット(ダビンチ)導入
- 2020年10月 - ロボット支援下前立腺摘出術開始
- 2020年11月 - 発熱相談センター設置
- 2021年1月 - 重傷コロナ病棟再設置
- 2021年5月 - 訪問看護室開設
- 2021年10月 - 地域医療支援病院認定
- 2022年 - 病室改修(4階東→3・6・7階)
- 2022年12月 - ダビンチ2台目導入
- 2023年1月 - 低侵襲ロボット手術センター開設
- 2023年4月 - 病室改修(4西〜7西)
- 2024年5月 - PET/CT導入