脳神経内科

脳神経内科について

    齊藤医師             

 日本医科大学多摩永山病院脳神経内科は、2022年4月より脳神経内科専門医3人を含む計4人体制となり、外来・入院ともに幅広い疾患を受け入れる事ができる体制になりました。2025年4月からは脳神経内科専門医3人を含む計6人体制となり、さらに多くの患者様の治療ができるようになりました。
 外来は、脳神経内科・脳神経外科・精神神経科の3科で脳神経センターとして運営し、脳血管障害、神経変性疾患、神経免疫疾患、認知症、頭痛など、最新の治療が行える環境となっています。
認知症の最新治療
 当院だからこそ治療が可能なものとしては、認知症の最新治療薬であるレカネマブ(商品名:レケンビ)・ドナネマブ(商品名:ケサンラ)の治療があります。東京都のホームページに治療可能施設の一覧が掲載されていますが、多摩市では当院のみとなっています。治療について興味のある方は、是非ご相談ください。
https://www.fukushi1.metro.tokyo.lg.jp/zaishien/
ninchishou_navi/soudan/iryou_kikan/rekanemabu
_touyo/index.html#rekanemabu

頭痛の最新治療
 頭痛診療についても、頭痛専門医が診断から最新治療まで、丁寧に説明し、対応することができます。頭痛なんて我慢するしかない、と諦めるのは昔の話です。治療によって、日々の生活が変わったという患者様が多くいます。是非、一度ご相談ください。
当科の入院診療実績
 当科の入院実績は年間350人前後で、4割が脳卒中(脳梗塞、脳出血)、4割が脳卒中以外の神経疾患(脳炎、髄膜炎、ギラン・バレー症候群、多発性硬化症、重症筋無力症など)、2割が一般内科疾患(肺炎、尿路感染など)です。治療によって、自宅退院を目指しますが、自宅に退院できない場合も、リハビリできる病院に転院していただき、そこから自宅へと退院できるように対応していきます。
脳卒中の最新治療
 近年増加している脳卒中診療においては、当科は脳神経外科、救命救急科と合同で脳卒中ホットラインを維持することにより、24時間365日、脳卒中超急性期治療が可能な体制を構築しています。超急性期の脳血栓回収術は3科合同で、2024年度は約50件と年々増加傾向となっており、より多くの患者様に最適な治療を最速で提供できるように日々努力しています。

脳神経内科部長 齊藤 智成  

ご注意

受診していただくにあたって

当科の外来は予約紹介制とさせていただいております。かかりつけや現担当の先生の診療情報提供書(紹介状)およびお薬手帳をご準備ください。脳神経内科の診察にはとても時間がかかります。ご予約(予約センターまたは内科外来にて承ります)の上、来院していただきますようお願いいたします。

緊急事態の場合にはこの限りではありません。脳卒中が疑われる下記の症状が突然起こった場合には、速やかに救急車を要請してください。

  • 片方の手に急に力が入らなくなった
  • 顔の片側が急にゆがんだ
  • 急に舌がもつれたり、言葉が出なくなった

受付時間

ご来院される際は、お時間に余裕をもってお越しください。

初診受付時間 午前8時30分~午前11時00分 ※予約制
診療曜日 月曜日~金曜日

診療予約

ご予約は下記にご連絡ください。

紹介状をお持ちの方

予約受付 予約センター
予約電話 042-202-8489
予約受付時間 月曜日~金曜日:午前9時00分~午後5時00分
土曜日:午前9時00分~午後4時00分

お問い合わせ

お問い合わせ(平日・夜間・休日救急外来)
日本医科大学多摩永山病院

〒206-8512 東京都多摩市永山1-7-1
TEL: 042-371-2111(代表)