教室の研究範囲は多分野にわたるが、現在腫瘍性病変および非腫瘍性病変の病理学的諸問題について主に以下の研究を行っている。

  • A)腫瘍性病変の研究
    教室では腫瘍細胞の増殖、分化、進展についての間質組織の関与に着目し、腫瘍細胞と間質組織の細胞外基質、増殖因子、接着因子等の産生、受容体の発現や、これらのmRNA発現を免疫組織化学的手法や分子病理学的手法を用いて研究している。また細胞外基質や増殖因子の作用機構については、細胞骨格を介した細胞内シグナル伝達系との関連性の上から細胞内における遺伝情報発現の調節機構の解明も試みている。
  • B)非腫瘍性病変についての研究
    • パラフィン包埋標本を用い、腫瘍性病変および非腫瘍性病変部位のプロテオミクスによる疾患特異的タンパク質の発現の検索を行い、さらにmRNAの発現を検討し、新たな腫瘍マーカーや疾患マーカーの検討を進めている。
    • 糖尿病における病態の発症機序、分子機構の解明を進めている。
    • その他