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外科学(消化器外科)/消化器外科学
吉田 寛  大学院教授

消化器外科を専門とし、真摯に臨床や研究を考える医師を養成する目的で卒後研修を行っている。 3年間の外科専門医制度専攻医研修プログラム期間に、臨床医としての基本的知識、技術及びプライマリーケアとともに、一般外科、消化器外科研修を行う。卒後6年目で日本外科学会専門医の資格を取得する。研修期間を通じて、外科手術手技以外にも、一般消化器疾患を取り扱う上で必須である内視鏡検査、超音波検査などの基本的診断手技も習熟する。

外科学会専門医取得後は、約3年間の臨床医学の研鑽を積み、その後に大学院を含め基礎医学あるいは臨床医学の研究に携わり、学位を取得する。個々によっては、国内あるいは海外留学の機会を与えて視野を広げ、卒後10年でgeneral surgeonとしての研修を修了する。

臨床では消化器癌の集学的治療、腸閉塞などの腹部救急疾患、内視鏡手術などの診療を積極的に行っており、基礎研究では手術侵襲、創傷治療、急性腹症、癌の集学的治療、個別化治療を中心とした研究を行っている。
このように当教室では将来のacademic surgeonとしての医師育成を目標としている。