“こどもは大人のミニチュアではありません”小児科医が必ず述べる言葉です。小児は体のサイズが小さいだけでなく、こども独特の疾患も多く、その原因や予後、治療方法が異なることも多いです。また生理学的機序や心理社会的にも大人とは異なります。なにより、日々、発育発達していき、将来を担うこどもたちが、健やかに育つことを支えるのが小児科医の大きな役割です。
小児科学 / 小児・思春期医学
大学院教授 宮村 能子
卒前教育
小児疾患を広く学び、疾患そのものの理解に加えて、診断や治療の考え方などを学ぶことはもちろん、こどもが心身ともにすこやかに育つことに対して包括的かつ全人的に向き合う小児科学・小児医療の魅力や特徴、その重要性を学べるよう、充実した教育内容を提供したいと考えています。
多種多様な疾患と向き合うこどもたちやその家族と直接関わる経験を通して、小児医療の本質ややりがいを実感してほしいです。単なる知識の吸収だけでなく、症例をまとめ、プレゼンテーションをして発信する力を獲得し、次世代に求められる内容を学べるよう尽力します。
卒後教育
平成16年度から新医師臨床研修制度(2年間)が始まり、必修診療科の1つとして小児科2か月の研修期間では、小児の一般診療と救急医療における基本的な疾患の診断・治療の習得を目標にしている。
研修終了後は、日本小児科学会の「小児科医の到達目標」に準じて小児科専門医への研修を行う。また大学院(小児医学分野)において基礎的研究も可能である。小児科研修終了後に小児科専門医の資格をまず取得し、その後は、属している診療・研究班の学会専門医さらに指導医の資格取得を目標にしている。それと同時に、後輩への指導と自分自身の研究課題に真摯に取り組むことが大切と考えている。
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分野 (教室) の概要
小児科学講座は、血液・腫瘍疾患班、免疫・膠原病班、循環器班、代謝・内分泌班、神経・筋疾患班、アレルギー疾患班、呼吸器疾患班、腎・泌尿器疾患班、消化器疾患班などの診療・研究班があり活発に診療・研究を行っています。
主たる研究内容は、
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小児がんの晩期障害の検討
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小児がんにおける前方視的多施設共同臨床研究
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白血病細胞の薬剤耐性機序とその克服
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小児の白血病細胞の分子生物学特徴の解析
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造血幹細胞のex vivoにおける増幅培養法(人工骨髄)の開発
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再生医療への造血幹細胞を用いた細胞・遺伝子治療の基礎的研究
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原発性免疫不全症の遺伝子治療への基礎的研究
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自己抗体産生機序と組織障害メカニズムの解明
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小児関節炎患者における免疫チェックポイント分子群・サイトカイン群の研究
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川崎病後の血管リモデリングに対する分子生物学的および遺伝子学的研究
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小児における冠循環の評価
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先天性代謝異常症に対する細胞・遺伝子治療の基礎的研究
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小児糖尿病児および肥満児の代謝動態の研究
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小児てんかんの臨床と電気生理学所見・画像所見の検討
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新生児・乳児早期の腸内細菌叢とアレルギー疾患発症との検討
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小児呼吸音の音響学的解析と臨床応用
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小児期腎疾患の臨床および病理学的検討
などである。
上記の研究において多くの業績をあげると同時に、学内外、そして海外の諸施設への留学や共同研究により、遺伝子関連や再生医療などの基礎的研究においてもすばらしい成果を得ています。 -
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主な研究内容
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小児がんの晩期障害の検討
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小児がんにおける前方視的多施設共同臨床研究
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白血病細胞の薬剤耐性機序とその克服
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小児の白血病細胞の分子生物学特徴の解析
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造血幹細胞のex vivoにおける増幅培養法(人工骨髄)の開発
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再生医療への造血幹細胞を用いた細胞・遺伝子治療の基礎的研究
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原発性免疫不全症の遺伝子治療への基礎的研究
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自己抗体産生機序と組織障害メカニズムの解明
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小児関節炎患者における免疫チェックポイント分子群・サイトカイン群の研究
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川崎病後の血管リモデリングに対する分子生物学的および遺伝子学的研究
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小児における冠循環の評価
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先天性代謝異常症に対する細胞・遺伝子治療の基礎的研究
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小児糖尿病児および肥満児の代謝動態の研究
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小児てんかんの臨床と電気生理学所見・画像所見の検討
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新生児・乳児早期の腸内細菌叢とアレルギー疾患発症との検討
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小児呼吸音の音響学的解析と臨床応用
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小児期腎疾患の臨床および病理学的検討
など
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臨床 (診療) のご案内