未来の脳神経外科医へ成長を支援する教育プログラム
日本医科大学脳神経外科では、学部教育から専門医育成まで一貫した教育プログラムを提供しています。最新の医療技術と研究環境のもと、次世代の脳神経外科医として必要な知識・技術・人間性を総合的に育成します。成長を支援し、Specialist 集団の一翼を目指していただきます。
脳神経外科学 / 脳神経外科学
大学院教授
村井 保夫
卒前教育
充実した講義とチーム医療教育
神経コースにおいて、教授・准教授・講師がそれぞれの専門分野を担当し、最新の知見に基づいた講義を行います。さらに、tutorial 教育(SGL)を通じてチーム医療の基礎を学び、協調性とリーダーシップを身につけます。
実践的な Clinical Clerkship(CC)
個別指導システム
学生1人に対してテューター1人を配置し、2週間にわたって外科手技と神経学に関する指導を行います。この個別指導により、一人ひとりの学習進度に合わせたきめ細かな教育を実現しています。
研究マインドの育成
受け持ち患者のレポート作成に加え、文献検索を通じて医学研究の基礎を学びます。単なる知識の転記ではなく、自ら考え、まとめ、プレゼンテーションの力を養います。
最新設備での実技研修
・手術見学による臨床現場の体験
・マイクロサージェリーの実地研修
・手術用顕微鏡を用いた手技実習
・3D 教材による革新的な視聴覚教育
学術活動への参加
CC期間中の教室行事や、学外学会への参加で脳神経外科の最前線を肌で感じていただきます。
卒後教育
2つの充実したキャリアパス
専修医コース
4年間の研修プログラムで脳神経外科専門医を取得を目指します。臨床研修と並行して研究活動にも積極的に参加し、医学博士号の取得を目指します。
臨床研究医コース
大学院進学と専門医取得を並行するコースです。日本医科大学の大学院学費が比較的低額であることから研究phaseにおける収入を担保しながら研究に取り組んでいただくことが可能となる令和8年現在、日本国内唯一の脳神経外科分野における臨床研究医コースです。
大学院進学コース
後期臨床研修として付属病院・関連病院をローテートに加えて、個々人の希望を聞きながら、各研究グループに参加し、基礎研究、臨床研究を問わず研究テーマを発見、博士号取得を目指します。
専門医取得:いずれのコースにおいても、専門医機構のルール内で最短での専門医資格取得を目指します。
サブスペシャリティ確立: 3~4 年間でより専門性の高い分野を習得
10年間の体系的教育プログラム
卒後10年間を一つの教育サイクルとして、段階的かつ体系的に専門性を高める独自のプログラムを構築しています。
私たちが目指すもの
- 高度な医療技術の習得: 最新の手術技法と医療機器を用いた実践的な技術教育
- Specialisty 集団の一員となることを目指します。
- 研究マインドの醸成: 基礎研究から臨床研究まで幅広い研究活動への参加
- チーム医療のリーダー育成: 多職種連携を重視した協調性とリーダーシップの養成
- 国際的な視野の獲得: グローバルな医療水準に対応できる人材育成
お問い合わせ・関連情報
より詳細な情報について
研究内容、入局案内、最新の学術活動については、当科の専用サイトをご参照ください。
見学や進路相談など、お気軽にお問い合わせください。未来の脳神経外科医を目指すあなたを全力でサポートします。
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分野 (教室) の概要
脳神経外科学講座では、研究グループを以下の4つに分けている。
各々、准教授もしくは講師がリーダーとなり、10~15名ずつで構成されている。脳血管障害グループ
微細な脳神経外科手術手技の開発と様々な画像診断機器による治療成績の評価分析を行っている。またDPCを含めたBIG DATA解析や、遺伝子変異の分析による全身疾患の一部分症としての血管障害の病態解析を行っている。
新たな手術手技、手術機器の開発と臨床的には脳血行再建術の患者管理に関するプロトコールを作成し、治療成績の向上を企てている。また、難度の高い巨大脳動脈瘤の手術等にチームで 取り組んでいる。更に脳血管内手術チームもこのグループに含まれる。間脳下垂体グループ
間脳下垂体部腫瘍の臨床内分泌学的分析及び下垂体腺腫の機能的病理(免疫組織化学・分子病理学)を主たる課題として活動している。下垂体腫瘍の治療件数(令和7年は122件,累積2431例)は本邦で最も多い上、内分泌内科、生理学教室や老研の一部門も間脳・下垂体の内分泌学をテーマとしており、研究活動やカンファランス等協力体制が整っている。
脳腫瘍グループ
主に悪性脳腫瘍の病態解明および治療法の開発を行っている。基礎的研究としては、実験脳腫瘍を用いた分子生物学的なそれが中心であり、遺伝子治療にも取り組んでいる。臨床的には、悪性脳腫瘍の化学・放射線治療のプロトコール開発とその分析さらに術中蛍光診断を用いた新しい治療法の開発を行っている。更に、病理学教室と合同で脳腫瘍の病理検討会も隔月に開催している。
脊髄末梢神経疾患グループ
基礎的研究及び神経再生の研究をテーマにしている。臨床的には外傷に関する研究を救命救急医学科と共同で取り組んでいる。
機能的脳神経外科グループ
微小血管減圧術を行う顔面痙攣、三叉神経痛、舌咽神経痛の手術手技とプロステーシスの開発を行っている。
以上の5グループは個々に研究カンファランスを持つと共に、教室合同のカンファランスである火曜会(毎週火曜夕方)で2~3ヶ月に一度まとめの報告と討議を行っている。更に最近、脊髄グループと神経内視鏡手術グループも形成された。 -
主な研究内容
神経病態解析学
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脳血管病変の遺伝子変異
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脳神経外科疾患のBig Dataを用いた病態解析
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間脳下垂体疾患の臨床と基礎
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4D flow MRIを用いた脳血流解析
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生体内マイクロプラスチックの分析
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悪性脳腫瘍の新しい治療法の開発
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脳虚血の基礎的研究
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神経外視鏡手術機器と術中蛍光分析法の開発
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臨床 (診療) のご案内