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病院情報の公表
令和4年度日本医科大学多摩永山病院 病院指標
年齢階級別退院患者数
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| 年齢区分 | 0～ | 10～ | 20～ | 30～ | 40～ | 50～ | 60～ | 70～ | 80～ | 90～ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 患者数 | 107 | 91 | 254 | 386 | 506 | 1027 | 1314 | 2719 | 1907 | 314 |
●令和3年度に当院を退院された患者さんの年齢を10歳刻みで集計しております。
●60歳以上の患者さんが全体の約70％をしめております。高齢化が進むなか地域に根ざした医療を実践しております。
診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位5位まで）
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循環器内科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 |
平均 在院日数 （自院） |
平均 在院日数 （全国） |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 050030xx97000x | 急性心筋梗塞（続発性合併症を含む。）、再発性心筋梗塞 その他の手術あり 手術・処置等１ なし、１あり 手術・処置等２ なし 定義副傷病 なし | 64 | 11.06 | 11.59 | 1.56 | 70.53 | |
| 050130xx9900x0 | 心不全 手術なし 手術・処置等１ なし 手術・処置等２ なし 他の病院・診療所の病棟からの転院以外 | 55 | 18.64 | 17.54 | 7.27 | 84.09 | |
| 050050xx0200xx | 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等１ なし、１,２あり 手術・処置等２ なし | 54 | 3.48 | 4.26 | 0.00 | 68.81 | |
| 050130xx9902xx | 心不全 手術なし 手術・処置等１ なし 手術・処置等２ ２あり | 30 | 28.37 | 24.17 | 20.00 | 82.03 | |
| 050050xx9910x0 | 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等１ １あり 手術・処置等２ なし 他の病院・診療所の病棟からの転院以外 | 27 | 3.07 | 3.04 | 7.41 | 68.63 |
消化器外科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 |
平均 在院日数 （自院） |
平均 在院日数 （全国） |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 060100xx01xxxx | 小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。） 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 | 93 | 2.08 | 2.64 | 0.00 | 69.10 | |
| 060160x001xxxx | 鼠径ヘルニア（15歳以上） ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 | 92 | 5.01 | 4.59 | 2.17 | 69.45 | |
| 060335xx02000x | 胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等１ なし 手術・処置等２ なし 定義副傷病 なし | 58 | 5.79 | 6.93 | 1.72 | 57.17 | |
| 060035xx010x0x | 結腸（虫垂を含む。）の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等１ なし 定義副傷病 なし | 57 | 14.11 | 15.40 | 1.75 | 71.93 | |
| 060150xx03xxxx | 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 | 40 | 5.15 | 5.32 | 2.50 | 48.13 |
当科は、鼡径ヘルニアに対してのヘルニア修復術、胆石症、胆嚢炎、胆嚢ポリープなどに対する胆嚢摘出術、急性虫垂炎に対しての虫垂切除術も腹腔鏡手術を第一選択として行っており、ヘルニアの前方アプローチ手術や胆嚢、虫垂の開腹手術を合わせると、200件以上/年と多くの手術を行い、在院日数もそれぞれ5日台と短い。また大腸良性腫瘍に対する内視鏡下のポリープ・粘膜切除術も約90件と積極的に行っている。また東京都がん診療連携拠点病院であり、結腸と直腸を含めた大腸がんに対して約100件/年の腹腔鏡および開腹結腸切除術を行っており、そのうち進行癌は術後に化学療法を外来で多数、治療を施行している。上記ほぼ全てが平均在院日数が短いのが特徴である。
脳神経外科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 |
平均 在院日数 （自院） |
平均 在院日数 （全国） |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 010060x2990401 | 脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満） 手術なし 手術・処置等１ なし 手術・処置等２ ４あり 定義副傷病 なし 発症前Rankin Scale 0、1又は2 | 43 | 17.74 | 15.97 | 25.58 | 73.02 | |
| 010050xx02x00x | 非外傷性硬膜下血腫 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術等 手術・処置等２ なし 定義副傷病 なし | 31 | 11.90 | 11.85 | 19.35 | 80.84 | |
| 010040x099000x | 非外傷性頭蓋内血腫（非外傷性硬膜下血腫以外）（JCS10未満） 手術なし 手術・処置等１ なし 手術・処置等２ なし 定義副傷病 なし | 21 | 26.10 | 19.58 | 38.10 | 69.95 | |
| 010070xx01x0xx | 脳血管障害 脳血管内手術等 手術・処置等２ なし | 15 | 15.67 | 13.59 | 0.00 | 69.73 | |
| 160100xx99x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等２ なし 定義副傷病 なし | 14 | 15.21 | 8.54 | 28.57 | 74.36 |
当科の得意な手術は以下の3分野です。第1は脳血管障害、脳卒中に対する外科治療です。くも膜下出血などの開頭術、脳塞栓症に対する血管内血栓回収療法などの緊急手術は勿論の事、頚部の内頸動脈狭窄症に対する頸動脈内膜摘出術は主に部長の玉置が担当しております。玉置の頸動脈内膜摘出術執刀数は500例以上であり日本でも有数の症例数です。難易度の高い高位頸動脈狭窄症や放射線照射後の頸動脈狭窄症に対しても積極的に手術を施行しており治療成績も良好です。頸動脈内膜摘出術の脳神経損傷については毎年国際学会及び論文報告しこの分野においては世界をリードしているものと自負しております。第2は脳腫瘍の診断、治療です。特に髄膜種や手術が難しいとされる脳深部腫瘍の手術は得意とする分野です。また、化学療法や放射線療法を必要とする中枢性悪性リンパ腫や、神経膠芽腫（グリオブラストーマ）の治療も多数経験しております。第3は難易度の高い大型動脳脈瘤に対する、橈骨動脈グラフトを併用した治療です。巨大な脳動脈瘤は従来のクリッピング手術では術後の合併症出現率が高く、橈骨動脈グラフト、浅側頭動脈を使用したマイクロバイパス術を積極的に行う必要があります。脳神経外科の手術内容は腫瘍、脳血管障害、血管内手術、水頭症手術および頭部外傷と多岐にわたり、得意分野以外でも脳神経外科疾患を偏りなくカバーしています。
整形外科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 |
平均 在院日数 （自院） |
平均 在院日数 （全国） |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 160800xx01xxxx | 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 | 27 | 37.48 | 26.42 | 44.44 | 77.78 | |
| 160760xx97xx0x | 前腕の骨折 手術あり 定義副傷病 なし | 26 | 9.27 | 4.86 | 0.00 | 62.92 | |
| 160690xx99xxxx | 胸椎、腰椎以下骨折損傷（胸・腰髄損傷を含む。） 手術なし | 17 | 26.65 | 20.09 | 23.53 | 76.65 | |
| 160700xx97xx0x | 鎖骨・肩甲骨の骨折 手術あり 定義副傷病 なし | 16 | 7.88 | 5.37 | 0.00 | 46.56 | |
| 070010xx010xxx | 骨軟部の良性腫瘍（脊椎脊髄を除く。） 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術等 手術・処置等１ なし | 13 | 8.54 | 5.29 | 7.69 | 58.23 |
当院整形外科は骨折や脱臼などの外傷、骨粗鬆症関連疾患、関節疾患、脊椎疾患、手足の疾患、骨・軟部腫瘍など運動器全般の治療を行っています。整形外科救急外傷への対応も多く、重度外傷に対してはダメージコントロールとして緊急創外固定を多用しています。骨粗鬆症を伴う胸腰椎圧迫骨折、大腿骨頚部骨折、橈骨遠位端骨折、上腕骨頚部骨折は最も大きな比率を占めており、手術などの治療に加え骨粗鬆症による二次骨折の予防的治療を行っています。関節疾患は変形性膝関節症、脊椎疾患は椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、手足の疾患は手根管症候群、ばね指、軟部腫瘍の比率が高くなっています。
小児科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 |
平均 在院日数 （自院） |
平均 在院日数 （全国） |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 140010x199x0xx | 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害（2500g以上） 手術なし 手術・処置等2 なし | 31 | 3.10 | 6.13 | 0.00 | 0.00 | |
| 060130xx9901xx | 食道、胃、十二指腸、他腸の炎症（その他良性疾患） 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 あり | 24 | 4.75 | 20.18 | 0.00 | 21.63 | |
| 140010x299x0xx | 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害（1500g以上2500g未満） 手術なし 手術・処置等2 なし | 11 | 2.91 | 10.92 | 0.00 | 0.00 | |
| 060380xxxxx0xx | ウイルス性腸炎 手術・処置等2 なし | - | - | 5.70 | - | - | |
| 040090xxxxxxxx | 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症（その他） | - | - | 5.89 | - | - |
多摩周産期連携病院として中リスクの出産が多く、必要な場合は出生時から小児科医が立ち会い、新生児の蘇生から入院までシームレスに行います。早産・低出生体重児や呼吸障害、低血糖症、黄疸など治療を必要とする新生児を近隣の産院からも受け入れています。一般小児は、南多摩地域の中核病院として多摩市をはじめ町田市、八王子市、稲城市から、入院治療が必要な小児急性疾患を中心に対応しています。肺炎、急性気管支炎などの急性感染症、尿路感染症、川崎病、特発性血小板減少症などの入院が中心ですが、食物アレルギーや成長ホルモン分泌不全性低身長症の負荷試験の入院検査も行っています。
「－」（ハイフン）は該当する患者数が10人未満であったことを示します。
眼科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 |
平均 在院日数 （自院） |
平均 在院日数 （全国） |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 020110xx97xxx0 | 白内障、水晶体の疾患 手術あり 片眼 | 988 | 1.81 | 2.63 | 0.00 | 74.56 | |
| 020110xx97xxx1 | 白内障、水晶体の疾患 手術あり 両眼 | 103 | 1.98 | 4.67 | 0.00 | 73.67 | |
| 020200xx9710xx | 黄斑、後極変性 手術あり 手術・処置等１ あり 手術・処置等２ なし | 80 | 3.61 | 5.80 | 0.00 | 69.18 | |
| 020220xx01xxx0 | 緑内障 緑内障手術 濾過手術 片眼 | 73 | 3.68 | 8.97 | 0.00 | 67.15 | |
| 020240xx97xxx0 | 硝子体疾患 手術あり 片眼 | 47 | 3.26 | 5.07 | 0.00 | 72.19 |
当院眼科は、常勤医8名と非常勤医師6名、視能訓練士6名の体制で外来診療と手術を行っています。難治性ぶどう膜炎と強膜炎は全国の医療施設からご紹介いただき、生物学的製剤を含む免疫抑制治療を行っています。他に緑内障、オキュラーサーフェス、斜視弱視、眼形成の専門外来と手術も積極的に行なっています。手術は日帰り・入院白内障手術を多く行い、選定療養の多焦点眼内レンズやトーリック眼内レンズ（乱視矯正）などのプレミアム眼内レンズも扱っております。硝子体手術は黄斑上膜、黄斑円孔、網膜剥離、糖尿病網膜症などの手術が多く、また、緑内障手術も積極的に行っております。加齢黄斑変性や血管閉塞などに対する硝子体注射も多く、幅広い疾患に対応した専門診療を行っています。1年間に2400件以上の眼科手術を手術室で行っています。
女性診療科・産科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 |
平均 在院日数 （自院） |
平均 在院日数 （全国） |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 12002xxx99x40x | 子宮頸・体部の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等２ ４あり 定義副傷病 なし | 48 | 3.27 | 4.27 | 0.00 | 63.50 | |
| 120060xx01xxxx | 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 | 39 | 7.64 | 9.27 | 0.00 | 47.05 | |
| 120070xx02xxxx | 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術（腟式を含む。） 腹腔鏡によるもの等 | 35 | 6.54 | 6.04 | 0.00 | 42.89 | |
| 120200xx99xxxx | 妊娠中の糖尿病 手術なし | 33 | 3.42 | 5.25 | 0.00 | 34.42 | |
| 12002xxx03x0xx | 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮内膜掻爬術 手術・処置等２ なし | 31 | 1.42 | 2.49 | 0.00 | 57.29 |
婦人科領域では、子宮や卵巣の良性疾患の開腹手術・腹腔鏡手術をはじめ、悪性腫瘍の開腹手術・化学療法（外来・入院）・放射線療法を行い、患者さんの生活の質に配慮した診療を心掛けております。産科領域では、東京都に指定された南多摩エリアの周産期医療ネットワークの基幹施設の1つです。ハイリスク妊娠・分娩管理に力を入れ、切迫早産、妊娠糖尿病、前置胎盤、妊娠高血圧症候群、胎児発育不全、合併症妊娠など、NICU・小児科と共に多くの疾患に対応しております。産科危機的出血については、救急救命センター・麻酔科・放射線科協力のもと、他院からの救急搬送も積極的に受け入れています。また、無痛分娩の提供も行っております。
耳鼻咽喉科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 |
平均 在院日数 （自院） |
平均 在院日数 （全国） |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 030350xxxxxxxx | 慢性副鼻腔炎 | 12 | 4.92 | 6.23 | 0.00 | 57.25 | |
| 030340xxxxxxxx | 血管運動性鼻炎、アレルギー性鼻炎＜鼻アレルギー＞ | - | - | 5.40 | - | - | |
| 030230xxxxxxxx | 扁桃、アデノイドの慢性疾患 | - | - | 7.73 | - | - | |
| 030250xx991xxx |
睡眠時無呼吸 手術なし 手術・処置等１ あり |
- | - | 2.03 | - | - | |
| 030390xx99xxxx | 顔面神経障害 手術なし | - | - | 8.81 | - | - |
耳鼻咽喉科では慢性副鼻腔炎（好酸球性副鼻腔炎を含む）やアレルギー性鼻炎に対する手術を積極的に行っています。特に内視鏡下副鼻腔手術に対しては、全症例ナビゲーションを用いて手術中に手術器具の位置をリアルタイムに把握することで合併症のリスクを減らし、より安全に手術を行なっています。薬物療法でコントロールできないアレルギー性鼻炎や鼻中隔弯曲症に対しては手術を行うことによって、鼻づまりなどの鼻症状の改善が期待できます。また一般的な慢性扁桃炎の扁桃摘出術だけでなく、腎臓内科と協力してIgA腎症に対しても扁桃摘出術を積極的に行っています。 当科では患者さんの立場に立ち、手術の低侵襲化、術後疼痛の軽減、入院期間の短縮化を心がけています。
「－」（ハイフン）は該当する患者数が10人未満であったことを示します。
皮膚科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 |
平均 在院日数 （自院） |
平均 在院日数 （全国） |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 080010xxxx0xxx | 膿皮症 手術・処置等1 なし | 17 | 10.00 | 13.50 | 5.88 | 64.82 | |
| 080020xxxxxxxx | 帯状疱疹 | 11 | 8.55 | 9.25 | 0.00 | 56.27 | |
| 080006xx01x0xx | 皮膚の悪性腫瘍（黒色腫以外） 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等２ なし | - | - | 7.29 | - | - | |
| 080007xx010xxx | 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部）等 手術・処置等１ なし | - | - | 3.94 | - | - | |
| 080110xxxxx0xx | 水疱症 手術・処置等２ なし | - | - | 28.56 | - | - |
当科では、近隣医療機関からの紹介された、手術や入院加療を必要とする皮膚疾患患者を積極的に受け入れている。入院では、蜂窩織炎、丹毒などの皮膚細菌感染症、帯状疱疹の患者が多くを占めるが、ステロイドパルス療法を要する円形脱毛症、治療抵抗性の自己免疫性水疱症、難治性皮膚潰瘍、紅皮症、血管炎など、多岐にわたる皮膚疾患患者の治療を行っている。大型の脂肪腫や毛包嚢腫などの良性腫瘍に加え、基底細胞癌、有棘細胞癌といった悪性腫瘍の手術症例も年々増加している。また、当院は重症薬疹診療拠点病院に認定されており、重症薬疹患者の治療も受け入れている。
「－」（ハイフン）は該当する患者数が10人未満であったことを示します。
泌尿器科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 |
平均 在院日数 （自院） |
平均 在院日数 （全国） |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 110080xx991xxx | 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 あり | 122 | 2.10 | 2.45 | 0.00 | 70.45 | |
| 110070xx02xxxx | 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術+術中血管等描出撮影加算 | 47 | 9.19 | 6.89 | 0.00 | 73.21 | |
| 110070xx03x0xx | 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等２ なし | 31 | 10.00 | 6.85 | 0.00 | 77.13 | |
| 11012xxx02xx0x | 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術 定義副傷病 なし | 23 | 4.13 | 5.29 | 0.00 | 64.91 | |
| 110070xx99x20x | 膀胱腫瘍 手術なし 手術・処置等２ ２あり 定義副傷病 なし | 17 | 5.00 | 9.51 | 0.00 | 72.94 |
泌尿器科疾患は腫瘍、結石、感染症に大別されていますが、東京都がん診療連携拠点病院に指定されているため悪性腫瘍が多数占めます。前立腺がんに対しPSA検診も担当し、1泊2日の生検にて癌が確定した場合には現在約10日間入院で低侵襲なロボット支援下前立腺全摘術や通院にて放射線体外照射・内分泌療法を施行しております。膀胱がんでは9日程の入院にて経尿道的切除術時に血管等描出薬を併用して残存腫瘍の減少を図っています。必要時には開腹膀胱全摘除術＋回腸導管もしくは代用膀胱造設術を行ったり化学療法・免疫チェックポイント阻害剤を使用します。一方結石症例には外来での体外衝撃波結石破砕や3泊4日にて軟性内視鏡下レーザー破砕を施行しております。
消化器内科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 |
平均 在院日数 （自院） |
平均 在院日数 （全国） |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 060100xx01xxxx | 小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。） 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 | 286 | 2.30 | 2.64 | 0.00 | 68.83 | |
| 060340xx03x00x | 胆管（肝内外）結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 59 | 10.81 | 8.94 | 1.69 | 72.54 | |
| 060020xx04xxxx | 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 | 42 | 7.45 | 7.76 | 0.00 | 73.07 | |
| 060035xx04xxxx | 結腸（虫垂を含む。）の悪性腫瘍 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 | 27 | 7.11 | 6.59 | 0.00 | 74.22 | |
| 060102xx99xxxx | 穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし | 26 | 7.46 | 7.63 | 0.00 | 59.00 |
当科は地域の中核病院の消化器内科として、大腸良性腫瘍の内視鏡的粘膜切除術や、食道、胃、大腸の早期悪性腫瘍に対する内視鏡的粘膜下層剥離術を精力的に行い、消化管腫瘍の早期発見、早期治療、ならびに、可能な限り低侵襲な治療に努めている。また、胆嚢炎、胆管炎などの急性胆道系炎症性疾患に対する早期の胆汁ドレナージ術、急性膵炎に対する内科的治療、大腸憩室炎、消化管出血、炎症性腸疾患などの消化器系急性疾患の治療も行っている。また、慢性ウイルス性肝炎に対しては、的確な診断治療を行うとともに、肝細胞癌に対する治療にも取り組んでいる。消化器疾患全般の診療をしつつ高齢化社会に対応した医療をおこなっている。
救命救急センター
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 |
平均 在院日数 （自院） |
平均 在院日数 （全国） |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 161070xxxxx00x | 薬物中毒（その他の中毒） 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 29 | 2.48 | 3.61 | 20.69 | 36.34 | |
| 010040x101x1xx | 非外傷性頭蓋内血腫（非外傷性硬膜下血腫以外）（JCS10以上） 脳血管内手術+脳動静脈奇形摘出術等 手術・処置等２ あり | 18 | 56.50 | 41.14 | 88.89 | 65.83 | |
| 010020x102x1xx | くも膜下出血、破裂脳動脈瘤（JCS10以上） 脳血管内手術 手術・処置等２ あり | 16 | 39.13 | 38.94 | 68.75 | 72.25 | |
| 180010x0xxx3xx | 敗血症（1歳以上） 手術・処置等２ ３あり | 15 | 24.87 | 37.01 | 13.33 | 74.20 | |
| 010020x101x1xx | くも膜下出血、破裂脳動脈瘤（JCS10以上） 脳動脈瘤流入血管クリッピング（開頭して行うもの）等 手術・処置等２ あり | 13 | 42.92 | 48.37 | 61.54 | 58.62 |
当科は、東京都指定の三次救急医療の救命救急センターとして、特に重症、または、重症化する可能性が高いと判断された患者さんの診療を担っております。重症外傷、痙攣（てんかん）重積状態、重症脳卒中、中枢神経感染症などの重症脳障害の患者さんが、発生現場から多数搬送されます。病態に応じて内科的あるいは外科的治療、高度な呼吸・循環・神経集中治療を行っております。脳卒中診療は、出血性、虚血性を合わせるとさらに多く、なかでも急性脳主幹動脈閉塞や、クモ膜下出血に対しては、専門医が、より侵襲の少ない脳血管内治療も行っています。重症の患者さんは高率に後遺症を遺すため、回復期リハビリ施設への転院調整に努めます。薬物中毒症例の多くは医薬品中毒で、重症の意識障害の方のほか、救急隊の搬送選定基準に則り過量服用した方が対象です。このほか、急性左心不全、重症肺炎、敗血症、多発外傷などの診療を行っています。
呼吸器外科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 |
平均 在院日数 （自院） |
平均 在院日数 （全国） |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 040040xx97x00x | 肺の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 79 | 7.27 | 10.06 | 1.27 | 68.43 | |
| 040200xx01x00x | 気胸 肺切除術等 手術・処置等２ なし 定義副傷病 なし | 32 | 7.56 | 9.68 | 0.00 | 38.53 | |
| 040200xx99x00x | 気胸 手術なし 手術・処置等２ なし 定義副傷病 なし | 15 | 3.67 | 9.24 | 0.00 | 50.87 | |
| 040040xx99200x | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等１ ２あり 手術・処置等２ なし 定義副傷病 なし | - | - | 3.05 | - | - | |
| 040150xx97x00x | 肺・縦隔の感染、膿瘍形成 手術あり 手術・処置等２ なし 定義副傷病 なし | - | - | 28.63 | - | - |
呼吸器外科として扱う主な疾患は、肺がんを主とする胸部に発生する悪性腫瘍です。この中には、縦隔に発生する縦隔腫瘍等も含まれます。胸腔鏡を用いた鏡視下手術も取り入れております。さらに、当科の特徴としては、気胸や膿胸などの良性疾患も積極的に受け入れ、手術数としても多くをしめています。入院患者さんは、必ずしも手術前後の方だけとは限らず、気胸や膿胸などの疾患では保存的治療（点滴、小処置）で軽快し手術を回避できた方も多くみられます。
「－」（ハイフン）は該当する患者数が10人未満であったことを示します。
呼吸器・腫瘍内科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 |
平均 在院日数 （自院） |
平均 在院日数 （全国） |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 040040xx99200x | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 2あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 146 | 2.78 | 3.05 | 2.74 | 72.47 | |
| 040110xxxxx0xx | 間質性肺炎 手術・処置等2 なし | 91 | 19.38 | 18.57 | 8.79 | 72.48 | |
| 040040xx99040x | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等２ ４あり 定義副傷病 なし | 70 | 11.37 | 8.60 | 0.00 | 71.10 | |
| 040040xx9900xx | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし | 41 | 17.15 | 13.49 | 2.44 | 75.76 | |
| 040040xx9905xx | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 5あり | 18 | 27.72 | 18.98 | 0.00 | 75.89 |
東京都がん診療拠点病院における呼吸器・腫瘍内科として、肺がんや原発不明がんの診断、抗がん剤治療、分子標的治療、免疫療法などの薬物療法、放射線治療、緩和ケアまで最新のエビデンスに基づいた診療を行っている。治療方針は、呼吸器外科、放射線治療科とカンファレンスを行い決定している。また、間質性肺炎、重症肺炎、急性呼吸不全など一般病院での診療が難しい症例を中心に入院を必要とする呼吸器疾患を積極的に受け入れ、南多摩地区2次医療圏において中心的な役割を担っている。
形成外科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 |
平均 在院日数 （自院） |
平均 在院日数 （全国） |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 100100xx97x1xx | 糖尿病足病変 手術あり 手術・処置等２ あり | 10 | 61.00 | 46.13 | 30.00 | 75.80 | |
| 070010xx970xxx | 骨軟部の良性腫瘍（脊椎脊髄を除く。） その他の手術あり 手術・処置等１ なし | - | - | 4.50 | - | - | |
| 160200xx02000x | 顔面損傷（口腔、咽頭損傷を含む。） 鼻骨骨折整復固定術等 手術・処置等１ なし 手術・処置等２ なし 定義副傷病 なし | - | - | 4.72 | - | - | |
| 070010xx010xxx | 骨軟部の良性腫瘍（脊椎脊髄を除く。） 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術等 手術・処置等１ なし | - | - | 5.29 | - | - | |
| 080007xx010xxx | 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部）等 手術・処置等１ なし | - | - | 3.94 | - | - |
当院は人口14万人を有する多摩市において唯一の形成外科医常勤病院であり、外傷などの緊急性の高いものを含め各形成外科疾患に対して幅広く対応致します。外傷については日曜祝日以外の日中の急患であれば外来診療日に限らず対応します。熱傷、凍傷、凍瘡、転倒や交通外傷に伴う裂創・挫創、顔面骨の骨折、切断指まで救急の外傷を取り扱います。糖尿病合併症である足潰瘍、壊疽などを始めとする難治性潰瘍、術後のなおらない潰瘍、そして褥瘡においても他診療科との連携で診療しております。皮膚・皮下腫瘍、脂肪腫などの軟部腫瘍、また皮膚がんも皮膚科と連携し治療にあたっております。その他、爪疾患、眼瞼下垂症、耳の変形などの先天性疾患、顔面神経麻痺、腋臭症など形成外科が取り扱う疾患についても対応いたします。また、日本医科大学 形成外科はケロイド・肥厚性瘢痕の治療に特に専門性を持っており当院においても同様に治療にあたります。
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神経内科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 |
平均 在院日数 （自院） |
平均 在院日数 （全国） |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 010060x2990401 | 脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満） 手術なし 手術・処置等１ なし 手術・処置等２ ４あり 定義副傷病 なし 発症前Rankin Scale 0、1又は2 | 20 | 14.70 | 15.97 | 15.00 | 71.60 | |
| 010060x2990201 | 脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満） 手術なし 手術・処置等１ なし 手術・処置等２ ２あり 定義副傷病 なし 発症前Rankin Scale 0、1又は2 | 11 | 19.27 | 16.01 | 18.18 | 75.36 | |
| 010230xx99x00x | てんかん 手術なし 手術・処置等２ なし 定義副傷病 なし | 10 | 6.40 | 7.33 | 0.00 | 65.30 | |
| 010040x099000x | 非外傷性頭蓋内血腫（非外傷性硬膜下血腫以外）（JCS10未満） 手術なし 手術・処置等１ なし 手術・処置等２ なし 定義副傷病 なし | 10 | 17.20 | 19.58 | 40.00 | 66.70 | |
| 010080xx99x0x1 | 脳脊髄の感染を伴う炎症 手術なし 手術・処置等２ なし 15歳以上 | - | - | 16.85 | - | - |
脳神経内科は、脳梗塞、脳出血、認知症、頭痛、てんかん、パーキンソン病、運動ニューロン疾患、末梢神経障害、神経筋接合部疾患、筋疾患、代謝性疾患など幅広い疾患を対象とします。この中で脳卒中である、脳梗塞や脳出血は、頻度の多い疾患です。迅速に対応し、脳外科や救命救急科と連携した診療を行っています。他の疾患群は、脳神経内科の専門性が求められる疾患です。外来診療・入院診療のいずれの場においても、神経診察、神経生理検査（脳波、神経伝導検査、筋電図、視覚誘発電位）、画像検査を含めた総合的な診断に基づく治療を行うことが出来ます。
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腎臓内科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 |
平均 在院日数 （自院） |
平均 在院日数 （全国） |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 110280xx9900xx | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等１ なし 手術・処置等２ なし | 37 | 10.46 | 11.77 | 2.70 | 52.30 | |
| 110280xx02x00x | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等２ なし 定義副傷病 なし | 34 | 7.85 | 7.59 | 0.00 | 70.24 | |
| 110280xx9901xx | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等１ なし 手術・処置等２ １あり | 22 | 9.05 | 13.82 | 9.09 | 69.05 | |
| 110280xx991xxx | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等１ あり | 20 | 5.25 | 6.45 | 0.00 | 42.50 | |
| 110280xx02x1xx | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等２ １あり | 14 | 35.50 | 33.82 | 28.57 | 77.43 |
腎臓病の進行を止めるためにはまずその原因を明らかにすることが重要です。当科では検尿異常から腎機能障害、電解質異常、高血圧、浮腫などすべての腎疾患を診療しています。疾患によっては腎生検を行った上で、腎病理専門医と協議のもと治療方針を決定します。生活習慣病を伴う慢性腎臓病では看護師、栄養士、薬剤師などの多職種と連携して加療しています。腎代替療法が必要な際には、腎移植も含めた療法選択に十分な時間をかけ、患者さんに適した治療法を提供します。血液・腹膜透析導入に必要な手術も当科で適切な時期に施行し、透析合併症に対しても対応します。
血液内科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 |
平均 在院日数 （自院） |
平均 在院日数 （全国） |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 130030xx99x9xx | 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等２ ９あり | 34 | 12.03 | 13.53 | 2.94 | 77.94 | |
| 130030xx99x5xx | 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等２ ５あり | 18 | 17.78 | 19.67 | 0.00 | 74.06 | |
| 130060xx97x40x | 骨髄異形成症候群 手術あり 手術・処置等２ ４あり 定義副傷病 なし | 11 | 13.09 | 18.00 | 0.00 | 83.09 | |
| 130010xx97x9xx | 急性白血病 手術あり 手術・処置等２ ９あり | - | - | 36.20 | - | - | |
| 130030xx97x50x | 非ホジキンリンパ腫 手術あり 手術・処置等２ ５あり 定義副傷病 なし | - | - | 30.75 | - | - |
世界標準治療法を念頭に置き、さらに年齢、合併症、ご希望などを加味して治療法を選択しています。入院では悪性リンパ腫に対する治療が多くなっています。悪性リンパ腫に対する治療では新しい抗体薬が発売になりよく使用しています。また、急性白血病でも新しい治療薬が発売になり高齢者を中心に使用しております。当病院の性格上、化学療法ができない患者さんで緩和的に見ていかざるを得ない場合でも、取り急ぎ入院していただいてその後の方針を検討しています。あくまでもケースバイケースですが、最後まで相談させて頂いたり診させて頂く事が多くなっています。
「－」（ハイフン）は該当する患者数が10人未満であったことを示します。
乳腺科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 |
平均 在院日数 （自院） |
平均 在院日数 （全国） |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 090010xx010xxx | 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴うもの（内視鏡下によるものを含む。））等 手術・処置等1 なし | 106 | 7.63 | 9.99 | 0.94 | 64.14 | |
| 090010xx02xxxx | 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴わないもの） | 32 | 3.97 | 5.67 | 0.00 | 56.38 | |
| 090020xx97xxxx | 乳房の良性腫瘍 手術あり | 10 | 4.00 | 4.04 | 0.00 | 49.60 | |
| 090010xx99x0xx | 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 なし | - | - | 9.71 | - | - | |
| 130070xx99x0xx | 白血球疾患（その他） 手術なし 手術・処置等2 なし | - | - | 9.21 | - | - |
当科では主に乳がんに対する手術や化学療法などの治療を行っています。東京都がん診療拠点病院であり、手術ではセンチネルリンパ節生検や、形成外科と連携し人工乳房での乳房再建、BRCA遺伝子変異を伴う乳がん患者さんでは予防的乳房切除も行うことができます。高齢者の多い地域ですが、安全に手術を実施し、平均在院日数が短いことが特徴です。再発や遠隔転移を伴う乳がん患者さんも受け入れており、最新の知識のもと、患者さんにとって適切な治療を外来化学療法室で行っています。
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初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
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| 初発 | 再発 |
病期分類 基準（※） |
版数 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
| 胃癌 | 35 | - | 20 | 28 | 28 | - | 1 | 8 |
| 大腸癌 | 56 | 28 | 54 | 28 | 29 | - | 1 | 8 |
| 乳癌 | 47 | 45 | 13 | - | 20 | - | 1 | 8 |
| 肺癌 | 61 | 34 | 93 | 129 | 172 | 46 | 1 | 8 |
| 肝癌 | - | - | 11 | - |
10
|
14 | 1 | 8 |
※ 1：UICC TNM分類，2：癌取扱い規約
●5大癌について、集計期間に退院した患者さんを対象として、延患者数を集計しています。期間内に入退院を繰り返すなどを行った場合は、退院を繰り返した回数分をかけています。
●「初発」とは、当院において、診断、診断と初回治療、あるいは初回治療を実施した場合です。
●「再発」とは、初回治療が完了したあと、当院において診療した場合や、再発・再燃または新たな遠隔転移をきたした場合です。
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成人市中肺炎の重症度別患者数等
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| 患者数 |
平均 在院日数 |
平均年齢 | |
|---|---|---|---|
| 軽症 | - | - | - |
| 中等症 | 35 | 13.43 | 74.49 |
| 重症 | 12 | 33.17 | 82.58 |
| 超重症 | - | - | - |
| 不明 | - | - | - |
肺炎の重症度を表す指標に、「A-DROPスコア」というものがあります。これは、以下の5項目のうち入院時の状態に該当する項目の合計数をスコアとし、肺炎の重症度を表します。
1）Age：男性70歳以上、女性75歳以上
2）Dehydration：BUN 21mg/mL以上、または脱水あり
3）Respiration:SpO2 90%以下
4）Orientation：意識障害あり
5）Pressure：血圧（収縮期）90mmHg以下
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脳梗塞の患者数等
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| 発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
|---|---|---|---|---|
| 3日以内 | 258 | 26.55 | 75.25 | 34.29 |
| その他 | 22 | 21.91 | 76.32 | 2.86 |
診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位5位まで）
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循環器内科
| Kコード | 名称 | 患者数 |
平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| K5491 | 経皮的冠動脈ステント留置術（急性心筋梗塞に対するもの） 等 | 49 | 0.04 | 12.88 | 2.04 | 70.22 | |
| K5493 | 経皮的冠動脈ステント留置術（その他） 等 | 42 | 3.07 | 4.95 | 2.38 | 70.40 | |
| K5492 | 経皮的冠動脈ステント留置術（不安定狭心症に対するもの） 等 | 36 | 0.19 | 9.39 | 0.00 | 72.17 | |
| K616 | 四肢の血管拡張術 等 | 20 | 1.40 | 4.55 | 0.00 | 78.65 | |
| K596 | 体外ペースメーキング 等 | 12 | 1.58 | 21.08 | 8.33 | 80.67 |
消化器外科
| Kコード | 名称 | 患者数 |
平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| K672-2 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | 90 | 1.14 | 3.27 | 1.11 | 58.53 | |
| K7211 | 粘膜切除術（EMR）（外科）長径2cm未満 等 | 86 | 0.10 | 1.30 | 0.00 | 69.70 | |
| K634 | 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術（両側） | 52 | 1.06 | 2.94 | 0.00 | 66.00 | |
| K719-3 | 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 等 | 45 | 3.47 | 11.09 | 0.00 | 67.13 | |
| K6335 | ヘルニア手術（鼠径ヘルニア） | 41 | 1.15 | 2.80 | 4.88 | 72.24 |
脳神経外科
| Kコード | 名称 | 患者数 |
平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| K164-2 | 慢性硬膜下血腫洗浄・除去術（穿頭による） 等 | 37 | 1.19 | 13.62 | 18.92 | 79.92 | |
| K6092 | 動脈血栓内膜摘出術（内頸動脈） 等 | 21 | 8.57 | 14.86 | 9.52 | 75.24 | |
| K1692 | 頭蓋内腫瘍摘出術（その他のもの） | 20 | 8.40 | 50.35 | 20.00 | 65.55 | |
| K178-4 | 経皮的脳血栓回収術 | 12 | 0.08 | 53.25 | 50.00 | 76.25 | |
| K6101 | 動脈形成術、吻合術（頭蓋内動脈） 等 | 10 | 12.30 | 37.70 | 50.00 | 57.80 |
整形外科
| Kコード | 名称 | 患者数 |
平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| K0461 | 骨折観血的手術（大腿） 等 | 22 | 4.09 | 21.64 | 18.18 | 73.00 | |
| K0463 | 骨折観血的手術（鎖骨） 等 | 21 | 3.10 | 13.00 | 0.00 | 54.10 | |
| K0483 | 骨内異物（挿入物を含む）除去術（前腕） 等 | 20 | 1.25 | 1.85 | 0.00 | 53.75 | |
| K0462 | 骨折観血的手術（前腕） 等 | 16 | 3.13 | 13.31 | 0.00 | 66.94 | |
| K1342 | 椎間板摘出術（後方摘出術） | 15 | 3.20 | 13.53 | 0.00 | 56.60 |
眼科
| Kコード | 名称 | 患者数 |
平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| K2821ﾛ | 水晶体再建術（眼内レンズを挿入する場合） 等 | 1156 | 0.43 | 0.49 | 0.00 | 74.20 | |
| K2683 | 緑内障手術（濾過手術） 等 | 93 | 0.00 | 2.81 | 0.00 | 68.14 | |
| K2801 | 硝子体茎顕微鏡下離断術（網膜付着組織を含むもの） 等 | 62 | 0.94 | 2.65 | 0.00 | 68.65 | |
| K2686 | 緑内障手術（水晶体再建術併用眼内ドレーン挿入術） 等 | 35 | 0.31 | 0.34 | 0.00 | 73.46 | |
| K2802 | 硝子体茎顕微鏡下離断術（その他のもの） 等 | 23 | 0.74 | 1.74 | 0.00 | 72.65 |
女性診療科・産科
| Kコード | 名称 | 患者数 |
平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| K861 | 子宮内膜掻爬術 | 60 | 0.03 | 0.42 | 0.00 | 51.17 | |
| K8882 | 子宮附属器腫瘍摘出術（両側）（腹腔鏡によるもの） 等 | 38 | 1.39 | 4.11 | 0.00 | 42.42 | |
| K877 | 子宮全摘術 | 35 | 1.51 | 5.54 | 0.00 | 49.00 | |
| K867 | 子宮頸部（腟部）切除術 | 29 | 0.31 | 1.03 | 0.00 | 40.38 | |
| K8881 | 子宮附属器腫瘍摘出術（両側）（開腹によるもの） 等 | 23 | 1.70 | 5.48 | 0.00 | 44.57 |
泌尿器科
| Kコード | 名称 | 患者数 |
平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| K8036ｲ | 膀胱悪性腫瘍手術（経尿道的手術・電解質溶液利用のもの 等 | 79 | 1.42 | 7.51 | 0.00 | 74.52 | |
| K783-2 | 経尿道的尿管ステント留置術 | 29 | 1.28 | 10.17 | 0.00 | 69.21 | |
| K7811 | 経尿道的尿路結石除去術 レーザーによるもの 等 | 19 | 1.00 | 2.16 | 0.00 | 64.63 | |
| K773-2 | 腹腔鏡下腎（尿管）悪性腫瘍手術 | 17 | 1.00 | 9.76 | 0.00 | 66.35 | |
| K8411 | 経尿道的前立腺手術（電解質溶液利用） 等 | 15 | 1.00 | 7.53 | 0.00 | 72.00 |
消化器内科
| Kコード | 名称 | 患者数 |
平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| K7211 | 粘膜切除術（ＥＭＲ）（消化器科）長径２ｃｍ未満 等 | 251 | 0.14 | 1.13 | 0.00 | 69.48 | |
| K7212 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径２センチメートル以上 等 | 45 | 0.24 | 2.13 | 0.00 | 66.31 | |
| K721-4 | 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 等 | 41 | 1.29 | 4.76 | 0.00 | 70.51 | |
| K6532 | 胃粘膜下層剥離術（ＥＳＤ）（消化器科） 等 | 39 | 1.28 | 5.10 | 0.00 | 72.49 | |
| K688 | 内視鏡的胆道ステント留置術 | 33 | 2.61 | 9.39 | 3.03 | 75.42 |
「－」（ハイフン）は該当する患者数が10人未満であったことを示します。
救命救急センター
| Kコード | 名称 | 患者数 |
平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| K145 | 脳室ドレーン挿入 等 | 20 | 0.10 | 33.00 | 65.00 | 61.50 | |
| K164-5 | 内視鏡下脳内血腫除去術 | 15 | 0.40 | 53.20 | 86.67 | 69.07 | |
| K1771 | 脳動脈瘤頸部クリッピング（1箇所） 等 | 11 | 0.45 | 45.91 | 36.36 | 60.82 | |
| K178-4 | 経皮的脳血栓回収術 | 11 | 0.18 | 36.36 | 90.91 | 77.82 | |
| K386 | 気管切開術 | 10 | 12.80 | 68.90 | 80.00 | 74.70 |
呼吸器外科
| Kコード | 名称 | 患者数 |
平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| K5131 | 胸腔鏡下肺切除術（肺嚢胞手術（楔状部分切除によるもの | 32 | 4.91 | 2.69 | 0.00 | 38.78 | |
| K514-23 | 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術（肺葉切除又は１肺葉を超える） | 29 | 1.21 | 4.90 | 3.45 | 68.34 | |
| K5143 | 肺悪性腫瘍手術（肺葉切除又は１肺葉を超えるもの） | 28 | 1.21 | 6.14 | 0.00 | 67.07 | |
| K514-21 | 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術（部分切除） | 16 | 1.00 | 4.19 | 0.00 | 72.00 | |
| K5141 | 肺悪性腫瘍手術（部分切除） | - | - | - | - | - |
「－」（ハイフン）は該当する患者数が10人未満であったことを示します。
形成外科
| Kコード | 名称 | 患者数 |
平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| K0022 | デブリードマン（１００ｃｍ２以上３０００ｃｍ２未満） | 11 | 11.64 | 64.64 | 45.45 | 70.18 | |
| K427 | 頬骨骨折観血的整復術 | - | - | - | - | - | |
| K0021 | デブリードマン（１００ｃｍ２未満） | - | - | - | - | - | |
| K0871 | 断端形成術（骨形成を要するもの）（指（足）） 等 | - | - | - | - | - | |
| K0301 | 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術（躯幹） 等 | - | - | - | - | - |
「－」（ハイフン）は該当する患者数が10人未満であったことを示します。
神経内科
| Kコード | 名称 | 患者数 |
平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| K178-4 | 経皮的脳血栓回収術 | 15 | 0.73 | 25.27 | 46.67 | 79.60 | |
| K654 | 内視鏡的消化管止血術 | - | - | - | - | - | |
| K664 | 胃瘻造設（外科） | - | - | - | - | - | |
| K6182 | 中心静脈栄養用埋込型カテーテル設置（頭頸部その他） | - | - | - | - | - | |
| K386 | 気管切開術 | - | - | - | - | - |
「－」（ハイフン）は該当する患者数が10人未満であったことを示します。
腎臓内科
| Kコード | 名称 | 患者数 |
平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| K6121ｲ | 末梢動静脈瘻造設術（内シャント造設術）（単純な） 等 |
|
4.57 | 9.02 | 6.12 | 71.35 | |
| K3772 | 口蓋扁桃手術（摘出） | - | - | - | - | - | |
| K635-3 | CAPDカテーテル留置術 | - | - | - | - | - | |
| K607-3 | 上腕動脈表在化法 | - | - | - | - | - | |
| K6147 | ＡＶシャント造設術（人工血管使用） | - | - | - | - | - |
「－」（ハイフン）は該当する患者数が10人未満であったことを示します。
乳腺科
| Kコード | 名称 | 患者数 |
平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| K4763 | 乳腺悪性腫瘍手術（乳房切除術）（腋窩部郭清を伴わない 等 | 57 | 1.00 | 4.89 | 0.00 | 62.60 | |
| K4765 | 乳腺悪性腫瘍手術（乳房切除術）（腋窩郭清有胸筋切除無） 等 | 42 | 1.12 | 6.38 | 0.00 | 65.38 | |
| K4762 | 乳腺悪性腫瘍手術（乳房部分切除術）（腋窩部郭清を伴わないもの）等 | 32 | 1.03 | 1.94 | 0.00 | 56.38 | |
| K4742 | 乳腺腫瘍摘出術（長径5cm以上） | - | - | - | - | - | |
| K4766 | 乳腺悪性腫瘍手術（乳房切除術）（腋窩郭清有胸筋切除有） | - | - | - | - | - |
「－」（ハイフン）は該当する患者数が10人未満であったことを示します。
その他（DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）
ダウンロード (TSV：1KB)
| DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
|---|---|---|---|---|
| 130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | - | - |
| 異なる | 16 | 0.19 | ||
| 180010 | 敗血症 | 同一 | 12 | 0.14 |
| 異なる | 42 | 0.49 | ||
| 180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | - | - |
| 異なる | - | - | ||
| 180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | - | - |
| 異なる | - | - |
この表における発生率とは、上記のICD10が「最も医療資源を投入した傷病名」として選択され、そのICD10に基づいたDPCコードが付与された症例数を集計したものを全体の症例数で除することで計算された率であり、実際の合併症発生率とは異なっています。
「－」（ハイフン）は該当する患者数が10人未満であったことを示します。
更新履歴
2023年9月30日 病院情報の公表 掲載
当院は、急性心血管疾患に対して迅速な救急搬送と専門施設への患者収容を目的に組織された東京都CCUネットワークの加盟施設であり、急性心血管疾患に対して24時間体制でカテーテル治療可能な体制をとっております。そのため、循環器内科では、急性心筋梗塞、狭心症などの虚血性心疾患の患者を中心に診療を行っています。近年では、社会全体の高齢化を反映し、高齢者のうっ血性心不全による入院が増加傾向にあり、入院患者全体の平均年齢も上昇しています。また、下肢動脈疾患に対するカテーテル治療も増加しています。不整脈疾患、肺血栓塞栓症などに対しても、正確な診断の上、適切な治療法を選択し、質の高い医療の提供を心がけています。