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“断らない病院”を貫くために最新の医療環境を実現 日本医科大学付属病院院長 汲田伸一郎

このたび日本医科大学付属病院は、長年にわたって進められてきた千駄木地区再開発の仕上げとして新病院開設の時を迎えることができました。これまでの歴史と伝統を受け継ぎつつ、最新の医療環境の実現に伴い、今まで以上に地域の皆様の期待にお応えしてまいります。

満足度のさらなる向上のために

明治43年(1968年)に千駄木で開院した日本医科大学付属病院は、長年にわたり地域に根付いた医療を展開してまいりました。その根底にあるのは、日本医科大学の建学の精神である「済生救民」にも通じる「つくすこころ」です。しかしながら建物の老朽化が進んだことは、近年の課題となっていました。そこで、日本医科大学が2006年に創立130周年を迎えたことを期にスタートした千駄木地区再開発計画「アクションプラン21」の一環として新病院の建設をスタートさせ、このたび無事に竣工の運びとなりました。

新病院は、365日・24時間、あらゆる患者様に対して“断らない病院”を貫くため高度急性期病院として最新の医療環境の実現を図っています。患者様とご家族のために医療の効率化と安全性を追求し、新しいシステムを導入しました。そして、良質な医療の提供による良好な信頼関係の構築から一歩前に進み、満足度のさらなる向上を目指す段階へと医療改革に取り組んでまいります。

院内の様子1 院内の様子2 院内の様子3mathiai

24時間体制で実現する“断らない病院”

新病院で導入された新しいシステムについて、いくつかご紹介します。

■総合診療科の拡充とユニバーサル外来の導入

24時間体制で、どのような患者様がお見えになっても、その日のうちに診断して治療を開始できるという体制を整えました。

ユニバーサル外来1 ユニバーサル外来2

■60床の高度救命救急センター

CCM40床、CCU12床、HCU(High Care Unit)8床と、重症部門を一元化した高度救急救命センターには計60床を確保。院内の重症患者様と救急搬送されてきた患者様のフロアを分け、合併症や感染症の恐れがある場合でも受け入れ可能としました。

0床の高度救命救急センター

■ハイブリッド手術室

内科的カテーテル治療と外科的手術が同室で行える最新鋭の設備を配置したハイブリッド手術を含む、手術室を22室用意しました。

0床の高度救命救急センター

■24時間対応のホットライン

「心臓救急専門ホットライン」「脳卒中ホットライン」として、地域の連携病院・診療所の医師の皆様からのご連絡を、携帯端末を所有する医師が24時間体制でお受けします。さらに想定外の救急対応、災害医療に備えて、ヘリポートも用意しました。

0床の高度救命救急センター

■地域がん診療連携拠点病院

患者様の病態に応じて、手術以外にも化学療法、放射線療法、緩和ケアなどを組み合わせた最適な集学的治療を行っていきます。また、隣接する「日本医科大学健診医療センター」(PETセンター)では月に350から400件のFDG-PET検査を受け付けており、その連携から迅速な治療対応を可能にします。

治療室1 治療室2

上記に加え、レストラン、カフェ、コンビニエンスストアを併設してアメニティを充実させたほか、光と緑を意識した空間設計による安らぎの提供などにも務めました。さらにコンシェルジュ付きの病棟も用意しました。
“断らない病院”として今まで以上に地域の方々への貢献を果たすため、今後もさらなる医療環境の充実に取り組んでいく考えです。

コンシェルジュ付きの病棟1 コンシェルジュ付きの病棟2 コンシェルジュ付きの病棟3 コンシェルジュ付きの病棟4

プロフィール

汲田 伸一郎 日本医科大学付属病院院長・放射線科部長

汲田 伸一郎日本医科大学付属病院院長
放射線科部長

日本医科大学大学院医学研究科臨床放射線医学分野 大学院教授

1986年  日本医科大学卒業
2006年  日本医科大学放射線医学教室主任教授
2014年  日本医科大学付属病院副院長
2017年  日本医科大学付属病院院長