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がん看護専門看護師・がん関連分野認定看護師

当院には日本看護協会の認定審査に合格した7名の看護師が、施設全体のみならず地域の看護の質の向上に努めております。

がん看護専門看護師

複雑で解決困難な看護問題を持つがん患者の苦痛を理解し、患者やその家族に対してQOL(生活の質)の視点に立った水準の高い看護を効率よく提供し、保健医療福祉の発展に貢献し、併せて看護学の向上をはかる活動を実践しています。 

がん罹患により抱える全人的苦痛(痛み、呼吸苦、吐き気、倦怠感等の身体的苦痛、不安や気持ちの落ち込み等の精神的苦痛、仕事や経済的なこと等の社会的苦痛、生きている意味や喪失感、やりがい、価値観等のスピリチュアルな苦痛)を緩和し療養するために患者、家族への支援、そこに関わる医療従事者への支援を行っています。

・告知や治療提案時の同席 ・がん看護相談外来 ・緩和ケアチーム  

・緩和ケア外来      ・患者相談窓口   ・がんサロン

がん関連認定看護師

特定の看護分野における熟練した看護技術及び知識を用いて、水準の高い看護実践の提供、看護ケアの広がりと質の向上を図る活動を実践しています。

皮膚・排泄ケア認定看護師

ストーマ造設術前術後のケア、瘻孔のケア管理、慢性創傷(手術創、褥瘡、下腿潰瘍)、オムツかぶれなど失禁による問題に関する患者、家族への支援及びケアに関わる医療従事者の支援、創傷管理を行っています。

・ストーマケア看護外来

乳がん看護認定看護師

診断告知後の心理的サポート、外来での術前面談を通した意思決定支援、入院患者の術前術後のケア、術後リンパ浮腫に関する指導、再発・転移患者の精神的ケアの実践を行っています。

がん化学療法看護認定看護師

がん化学療法の安全な取扱い、適切な投与管理と曝露予防についての指導、症状マネジメントとセルフケア支援、治療選択等の意思決定支援の実践を行っています。
・外来化学療法室

摂食・嚥下障害看護認定看護師

摂食嚥下障害を呈した患者に対してフィジカルアセスメント、摂食嚥下機能評価後、多職種との連携、リスク管理の元、患者のQOL向上を目指し、口腔ケア、摂食嚥下基礎訓練、食形態や摂食時姿勢、介助方法を検討し実践、指導をしています。また、NST活動を通して、栄養アセスメント、栄養療法に取組んでいます。

がん放射線療法看護認定看護師

病気や放射線治療に関する不安を軽減できるようにお手伝いしています。院内外問わず、さまざまな部門のスタッフと協力して安心して治療が受けられるようにサポートしています。