形成外科

部長より

図1【形成外科】とはどのような診療科でしょうか。

 1.「外傷・熱傷・腫瘍の再建」
乳房の形態を整える【乳房再建】、熱傷の後遺症を治療する【熱傷再建】、外傷・悪性腫瘍などで失った皮膚・組織を再建する【再建外科】を行っております。もちろん、急性期の外傷(切り傷、擦り傷、刺し傷、咬み傷)や熱傷(やけど、火傷)などの急性期治療も重要な診療内容です。

2.「先天異常」
【唇裂】【多合指症(多指症、合指症)【埋没耳】【副耳】【耳瘻孔(じろうこう)】などの体表にかかわる全ての先天異常をチームで加療しています。

3.「難治性潰瘍」「褥瘡」
【難治性潰瘍】【褥瘡】などの、他の疾患の治療も並行して行わなければならない疾患に対しては、他診療科と連携して総合的な治療を行っております。

4.「皮膚腫瘍・軟部腫瘍」
ほくろやいぼなどの【皮膚腫瘍】や、その下にある粉瘤や脂肪腫などの【皮下腫瘍や軟部腫瘍】の治療を行っております。
特に、【皮膚悪性腫瘍】【軟部悪性腫瘍】に対しては、2018年1月から専門の医師が赴任し、診察体制を強化してまいります。

5.「顔面骨骨折」
【顔面骨骨折】の治療は毎日対応しており、12週間以内に手術を行うことが多いです。また、陳旧例に対する手術も行っております。

6.「ケロイド」「肥厚性瘢痕」「傷跡」
傷を綺麗にするだけではなく、痒み、痛み、不快感を取り除く事を目的として、手術加療と外来での加療を行っています。また、瘢痕・ケロイド治療研究会の事務局長として、学会の運営・新しい学術的知識の導入を行っております。

7.「血管腫」
【血管腫】はいわゆる赤あざといわれるもので、皮膚の血管が異常に広がったり、増えたりしたものです。皮膚表面に広がる「単純性血管腫」「サーモンパッチ」や生まれてから徐々に盛り上がってくる「イチゴ状血管腫」などがあります。治療は主に色素レーザー(VbeamⅡ ® )や内服薬(ヘマンジオルシロップ®)で行います。

8.「その他」
【陥入爪(巻き爪)】【臍突出症(でべそ)】、多汗症、【腋臭症(わきが)】、【毛巣洞】【顔面神経麻痺】、【真性包茎】、【重瞼(ふたえ)】、【眼瞼下垂】、【毛細血管拡張症】など治療もよく行います。

 以上の治療を一言でいうと、「形をきれいにする」診療科です。
その「きれいにする」という形成外科分野の中でも我々は、本邦だけでなく世界的に見ても随一の「傷あと」「ケロイド・肥厚性瘢痕」治療を行っている診療科です。この十数年のケロイド治療をリードしてきた基礎的な原因究明・新しい手術方法の開発を経て、現在はケロイド患者さんだけで年間数千人の治療を行っております。我々はこの技術を上記の様々な疾患にも応用し、チームで日々技術的向上をはかっております。

形成外科 部長 赤石 諭史

お知らせ

図2
  • 4月から、 腋窩多汗症に対するボトックス注射治療を導入いたしました。脇汗(わきあせ)や軽い臭い(わきが)が気になる患者さんに対して、注射で治療します。西本医師、桑原医師の外来にお越しください。
  • 5月から 、 美容外科を専門とする桑原大彰医師が、二重の手術など、自費の美容外科手術を開始いたしました。
  • 新たに、桑原医師による【皮膚悪性腫瘍、軟部悪性腫瘍】専門外来を開設致しました。「皮膚悪性腫瘍」や「軟部悪性腫瘍」とはいわゆる皮膚の癌(がん)です。受診希望の方は、水曜日か金曜日午前中にご来院下さい。
  • 色素レーザーが導入され、「血管腫」や「毛細血管拡張症」の保険治療を開始しております。治療は10年以上レーザー治療の経験がある部長と西本医師が行います。
  • 顔面などの繊細な部分や、四肢・体幹の広範囲の血管腫などに対して、全身麻酔下のレーザー照射を行います。照射は土曜日に行い、日曜日に退院となります。詳しくは火曜日の西本外来にお越しください。

【異動のお知らせ】

    • 4月から新たに、金子繭子医師、西本あか奈医師、岩永洋平医師、児玉詠美医師が加わりました。
    • 4月から、青木医師・森本医師・豊原医師が他施設へ異動となりました。
    • 1月から、Helsinki University Hospital の留学より、桑原大彰医師が勤務となりました。
    • 土佐真美子医師が2018年1月から日本医科大学付属病院へ異動となりました。今後は、それぞれの曜日担当医師か、月曜日か木曜日の赤石部長外来にお越しください。もしくは、土佐医師の赴任先(日本医科大学付属病院;金曜日)にお越しください。

はじめて受診される皆様へ

図31.紹介状をお持ちでない方

午前中8時半から11時半、または午後2時から4時までの間、いつでも診察可能です。
また、水曜日午前・金曜日午前が比較的診察が速やかです。午後は少々お待たせする場合はありますが、午前中に予定がつかない方は気兼ねなくお越しください。

外来診療の流れ

2.紹介状をお持ちの方

紹介状紹介医師、もしくは疾患によって外来担当表をご確認ください。 

外来診療の流れ

3.救急疾患(外傷、顔面の打撲・けが・きずetc.)

044-733-5181(代表)にお電話をいただき、診察可能かご確認ください。

外来診療の流れ

4.小手術が必要だと思われる方

皮膚腫瘍(ほくろ・いぼetc.)、皮下腫瘍(粉瘤のくり抜き・石灰化上皮腫etc.)、軟部腫瘍(脂肪腫etc.)などで、小手術が必要な方は【ほくろ・できもの外来】へお越し下さい。紹介状の有無にかかわらず、手術までの日程調整がスムーズです。

外来手術の流れ

医療機関の皆様へ

図4

・【重要連携病院枠の新設】2017年度に数多くご紹介いただきました病院を、まことに勝手ながら【2018年度日本医科大学武蔵小杉病院形成外科重要連携病院】とさせて頂きました。(重要連携病院は半年ごとに更新・追加する予定です)

・緊急の場合は対応可能かどうか、044-733-5181(代表)にお電話をください。その際に、「形成外科外来」とお伝えいただき、外来の看護師から医師へ内容を伝えさせていただきます。

・褥瘡の患者様に関しましては褥瘡単独の転院はお受けしておりませんが、手術加療により軽快する可能性がある場合は手術対応可能です。一度、患者様に外来受診をしていただけますと判断が明確にできますので幸いです。詳しくは、日本褥瘡学会ホームページ(http://www.jspu.org/jpn/hospital/list.html#)をご覧ください。

広告20180715 (vol.4) 形成③
vol.4 vol.3
形成② 形成①
vol.2 vol.1

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医局長より

医局長

・当院へは神奈川県川崎市(中原区・高津区・宮前区・多摩区・幸区など)、神奈川県横浜市(港北区・鶴見区など)、東京都世田谷区、目黒区、大田区、品川区の患者様が多く、地域に貢献できるように努力してまいります。

・形成外科入局は当院では受け付けておらず、日本医科大学附属病院形成外科に一括入局となります。ご希望の方は、詳しくは こちら を御覧ください。

・当施設形成外科医局員の出身大学は、日本医大、東邦大学、昭和大学、北海道大学、東京女子医科大学、杏林大学と幅広く、見学は随時受け付けておりますので気軽に見学申し込みメール(red@nms.ac.jp;赤石宛)にご連絡ください。

交通案内

交通案内

当院は、東京都城南地域(世田谷区・目黒区・大田区・品川区)や横浜市からほど近い、神奈川県川崎市中原区の武蔵小杉駅から歩いて約4分の場所にあります。

武蔵小杉駅へは、東急線(東横線・目黒線・大井町線・池上線)、JR線(南武線・横須賀線)、地下鉄(南北線・三田線・副都心線)からのアクセスが良好です。

新幹線や羽田空港からお越しの方は品川駅や川崎駅に出ていただくと便利です。品川駅から横須賀線に乗り換えて10分程度で武蔵小杉駅です。また、羽田空港から武蔵小杉駅直通のバスが出ており、60分程度です。

地図・交通案内

受付時間

ご来院される際は、お時間に余裕をもってお越しください。

初診受付時間 午前8時30分~午前11時30分
診療曜日 月曜日~土曜日
紹介状をお持ちの方 紹介患者専用受付(A館1階 医療連携室)
紹介状をお持ちでない方 初診受付(A館1階 1、2番窓口)

お問い合わせ

お問い合わせ先・時間

TEL: 044-733-5181(代表)
(平日:午後3時00分~午後4時30分)(土曜:午後2時00分~午後3時30分)

※診療への影響を避けるため、緊急時を除く診療科へのお問い合わせ等は上記の時間内にしていただきますようご協力をお願い致します。

再診予約日の変更・キャンセル
TEL: 044-733-5181(代表)⇒ 外来予約室
(平日:午前8時00分~午後4時30分)(土曜:午前8時00分~午後3時30分)

※祝祭日、年末年始(12月30日~1月4日)、創立記念日(4月15日)を除く。